MLM（ネットワークビジネスとも言う）。
本当に稼げるのか、疑問に思っている人も多いでしょう。

MLMのビジネスモデルは、誤解が多い事でも知られています。
正しい知識を身につけなければ、
正しい判断ができるはずがありません。

＜MLMとマルチ商法の違い＞

なんとなくだけど、
MLMと聞くと「ビジネスの一種」
マルチ商法と聞くと「悪いこと、詐欺」
のイメージでとらえる人が多いのではないでしょうか？

MLMも、マルチ商法も、まったく同じもので、
ただ言い換えただけです。

言葉を言い換えただけで、まるで別物のようにとらえてしまう。
これだけでも、
いかに本当の事を理解してないか、分かりますよね？

だって、正しく理解していたら、
別物と言うとらえ方はしませんから。

＜MLMとビジネスの違い＞

これも以前、いたんですね。
「ビジネスで稼ぐか、MLMで稼ぐか」
と言ってた人が。

この言い方だと、MLMはビジネスではないかのように聞こえてしまいます。
しかし、
「ネットワークビジネス」とも呼ばれるように、
MLMもビジネスの一種です。

この当たりも、
MLMについて誤解が多いことの現れですね。

とは言え、この誤解は、
MLMが置かれている現状を反映した誤解でもあります。

そして、これこそが、
「MLMは稼げない」と言われる原因になっています。

＜MLM参加者はビジネスをしていない!?＞

繰り返しますが、
MLMは、ビジネスの一種です。

しかし、実際のところ、
MLMやってる人が、まるでビジネスをやっていない、
ただの押し売りやっているだけ、と言うケースが多く見られます。

どういう事かと言うと、
ビジネスは、本質的に、
価値を提供して、価値の対価としてお金を得る行為です。

と言うことは、誰かをMLMに勧誘するなら、
勧誘する相手（ダウン）に、価値を提供しなければなりません。
アップがダウンに価値を提供する。
これが、MLMビジネスの正しい姿勢です。

ところが、自分が報酬を得たいだけのために、
「稼ぐには商品を買う必要がある」と言って、
不必要な商品をダウンに無理やり買わせる、
ビジネス的には、ダウンから「奪う」アップが多いのが現状です。

こういう、ビジネスやらずに、
ダウンから奪うアップが多いことが、
MLM全体のイメージを悪くしている、悲しいけれど現実です。

＜正しくやればMLMは稼げる、しかし＞

MLMもビジネスの一種ですから、
正しいビジネスの稼ぎ方さえ分かっていれば、
MLMで稼ぐことだってできます。

稼げる人にとっては、
MLMは、一般的なビジネスよりありがたいでしょう。

なぜなら、一般的なビジネスは、売って終わりですが、
MLMの場合、あなたが勧誘したダウンが成果を上げても、
それがあなたの報酬に反映するため、
１人では達成できない金額を稼ぐ事ができますし、

あなたが何もしなくても、ダウンの成果だけで、
あなたの報酬が入り続ける、
あたかも不労所得・権利収入を得たかのような状態になっていきます。

ただし、これは、すべてが理想通りに進んだ場合の話です。

実際には、ダウンがつかないか、ついてもすぐに辞めてしまう場合がほとんどです。

あなたがビジネス的に成功者でダウンがどんどん入ってきても、
ダウンがビジネスできない人であれば、
あなたの組織は育ちません。

ただ自分が稼ぐだけでなく、
人に教えて稼がせるスキルも同時に持つことが、
MLMで成功する秘訣と言えるでしょう。

＜MLMに参加しやすいタイプは、こういう人！＞

これを押さえておくだけで、
MLMのダウンを効率的に増やすことができるでしょう。

MLMは、理論肌で、かつ、どこか面倒くさがり屋な人を
ターゲットにするのがおすすめです。

なぜかと言うと、
MLM勧誘の資料は、どれを見ても、
理論的で、知的な構成になっているため、
理論肌、理屈で考えるタイプの人が惹かれやすいのです。

また、どこか面倒くさがり屋な人は、
不労所得・権利収入の世界があって、
それが自分にも手に入ると知ると、感動してしまうのです。

そのため、理論肌、面倒くさがり屋、の両方を満たす人は、
MLMにきわめて惹かれやすいのです。
（実際に私もそうでしたから）

※ただし、このタイプは、自分の下にダウンをつけるのは苦手だったり、
ダウンを集める活動も、かんたんに済ませたい意識も同時に強く持っています。

理論肌、かつ、面倒くさがり屋を勧誘するポイントは、

①アムウェイのような、対人関係を要するMLMの場合は、
商品の良さを説明して、ビジネスよりもユーザメリットを前面に出す。
ビジネス活動はあまり期待したり求めない方がよい。

②ワールドベンチャーズのような、ネットだけで完結するMLMの場合は、
権利収入の素晴らしさや、
他のMLMと違って手軽に活動できる点を前面に出す。
この場合、アフィリエイト、ビジネス的側面を表に出して、
似たタイプの人をターゲットにダウンを増やすよう指導していく。

実際問題として、
①は、私は、アムウェイビジネスを展開した事は一度もないのに、
商品は買い続ける、いまだに会員です。

私がこの世にいる限り、
私にアムウェイを紹介した人は、
１人はダウンがいる状態なわけです。

②は、私自身が、この戦略で、
ワールドベンチャーズのダウンを数名、
ネットビジネスとしてリクルートに成功しています。

実際には、理論肌の人は１人だけで、
他はシングルマザーや外国人の夫を持つ女性がほとんどでしたが。