FXをする上で欠かせないのが、相場に対する目線。
トレンド目線で見るのか、レンジ目線で見るのか、それによって対応がまるで違ってきます。
私が紹介した、1日の値幅に着目する手法は、典型的なレンジ目線です。
「今日は既に80pips値幅があるからこれ以上は上がらないだろう」と読んで売りで逆張りを仕掛ける事になります。
一方、同じ相場でもトレンド目線の場合、「今上昇中。まだ上がるだろう」と買いでエントリーする事になります。
つまり、レンジ、トレンドのどちらの相場環境と考えるかでエントリーの方向が真逆になるのです。
勿論、正解は1つしかありません。相場がレンジ目線だった場合、トレンドと読んで買ったトレーダーは損失です。
反対にトレンド目線だった場合は、売りでエントリーした人はすぐ損切り決裁しないと大損失を抱えてしまいます。
基本的に、相場はレンジで推移する事が多いです。
また下位足でトレンドが発生しても、上位足ではレンジの値動きと言う事も多いです(15分足でトレンド形成したが4時間足で見たらレンジ内の値動きだった、等)。
問題は上位足がトレンドの形になった時。
こういう場所で大きく利益を出せればいいのですが、少なくとも私の場合、上位足のトレンド相場ではエントリーすれば損失、が現状です。逆張りした場合は値動きが止まらず瞬く間に大損失、反対に「まだ上がる」と順張りすると反転して損失、決済すると再度値が戻ってきた、と言うケースが多いです。
同じような経験をされた方も多いでしょう。
これは、相場の見方に問題があったのが原因ですが、もう1つ。自分の不得手な相場で勝負した事も敗因です。
つまり、1日の値幅に着目する手法をやりやすいと感じる私は、レンジ目線が得意であり、レンジで勝負するから勝てるのです。
レンジ目線が効かないトレンド相場は私にとって不利な環境だったのです。
相場のいろはは揃いも揃ってトレンドを利用して利を伸ばせ、となっていますが、
レンジ目線が得意な人は、トレンドが発生したら相場が落ち着くまで休め、が正解なのです。最低でも、自分がトレードする足の上位足はレンジでなければトレードしてはいけなかったのです。
トレードで大事なのは利益を出す事ですが、
利益を出し続けるためには損失を増やさない事が重要です。損失しか出ない相場環境の時は、トレードしないのが損益が一番プラスになります。トレードしなければ利益は出ませんが、損失も出ませんからね。
と言うわけで、タイトルに書いた質問の回答は、
・レンジ目線、トレンド目線のどちらで相場を見てもいいが、それが正しいかは常にチャートを見て確認する事。
・レンジ目線が得意な人はレンジ相場でのみ、トレンド目線が得意な人はトレンド相場でのみエントリーし、それ以外の相場環境の時は休む事。となります。
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トレードのチャンスを重視するのであれば、レンジ相場での逆張りがエントリーチャンスが多く訪れます。
相場の反転ポイントが分かれば短期間で利益につなげる事ができます。
こちらのMT4を用いてトレンドの反転を狙ってエントリー、決済するシステム
「天底チャート MT4」は、レンジ相場でのエントリーポイントと決済ポイントを教えてくれるツールです。
これがあると、エントリーと利確のシグナルだけを見ればよく心理的に気楽ですので、是非、ご利用下さい。
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