<そもそも祝日にFXできるの?>
祝日は多くの学校や会社は休日だし、
株式市場は祝日は休みになるので、
FXも祝日はできないのかな、と思われる方もいるようですが、
FXは、土日を除く、24時間、いつでもトレードができます。そう、日本が祝日であっても、月~金であれば、FXはできます。
と言うのは、為替市場(FX)は、全世界を結んで取引が行われていて、
日本市場が祝日で休みでも、
海外市場を通じて取引できるからです。
ですので、平日に忙しいあなたが、
祝日にのんびり、デイトレしよう、と考えるのであれば、
それは何ら問題ありません。

<祝日の値動きは、平日とは異なる!>
しかし、注意しないといけない事があります。
それは、祝日の値動きは、平日とは異なる、と言うことです。
と言うのも、祝日は大手金融機関が休みで、
国内の機関投資家による取引が発生しないため、
平日よりも値動きが静かになる傾向があるからです。
実際、昨日の「海の日」は、
ドル円に関して言えば、平日よりも動きが静かだったような印象でした。
<荒っぽい値動きをする場合もある>
取引量が少なければ、値動きは静かが基本ですが、
一方で、極端に荒っぽい値動きをする場合もあります。
と言うのも、取引量が少ない分、
一部の投資家の大口売買により、
値が大きく動く場合があるからです。
特に、日本と同じ時間帯に指標発表がある、
中国の経済指標には要注意です。
中国と経済的つながりの深い、
豪ドルや、
豪ドルにつられてNZドルが、
特に荒っぽい値動きをしやすくなります。
また、売値と買値の差(スプレッド)が
開きやすいのも、祝日相場の特徴です。
祝日にFXする場合は、このような、
突発的な荒い値動きには注意する必要があります。<夕方以降の値動きは、平日と変わらない>
これまで述べてきたように、
祝日の為替相場は、昼間は、平日とは異なる特徴があります。
では、夕方以降はどうでしょうか?
夕方以降、ロンドン市場のオープン時間
(夏季:16時、冬季:17時)が近付くにつれ、
相場の主役は、日本からヨーロッパに移ります。
ここで忘れてならないのが、
日本が祝日でも、ヨーロッパは普通の平日である、と言うことです。
ですから、
夕方以降の値動きは、
日本が平日でも、祝日でも、
全く関係ありません。ロンドン勢の相場参加とともに、取引量も多くなり、
相場に流動性も出てきます。
流動性の少ない昼間を避け、
夕方以降だけFXするのも、祝日にFXする方法の1つです。
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<海外の祝日の場合は、どうなるか>
日本と同様、海外の国にも、祝日はあります。
特に、
世界最大の金融市場ロンドンのあるイギリスや、
世界一の経済大国アメリカの祝日は、
FXはどうなるでしょう。

もちろん、月~金であれば、取引はできます。
(例外として、12月25日(クリスマス)と、
1月1日(元日)は、
世界規模の休日のため、取引休止となります)
ただし、取引量が大幅に減少するため、
相場が静かな値動きになります。
特に、
アメリカの祝日は、
1日24時間を通じて、値動きが小さい傾向があります。と言うのも、為替相場は、
ニューヨーク市場で大きく動く場合が多く、
そのニューヨーク市場が休みだと、値を大きく動かす人がいないためです。
正直言って、ニューヨーク市場が休みの日は、
チャート見ていても、退屈な値動きですし、
ヨコヨコで値も大きく動かないので、
早く寝た方がいいかなと思います。<アメリカの祝日前後の値動きに注意>
アメリカの祝日に関しては、
祝日前日の値動きには注意した方がいいです。
と言うのも、アメリカの投資家は、
祝日はトレードせずにプライベートや家族サービスに専念する傾向があり、
その影響で、前日にポジションを整理する傾向があるためです。
また、
祝日明けに、
積極的に仕掛けてくる事もあります。
アメリカの祝日の前後は、
ニューヨーク市場の時間帯、
即ち、日本時間の夜中に、
為替相場が大きく動く可能性があることを、覚えておいて下さい。

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