<そもそもスプレッドとは何か>
FX、と言うより為替相場の世界では、
価格は、売値と買値の2つがあります。
例えば、ドル円では、
・ドルを売って円を買う(ドル→円))価格(売値)
・ドルを買って円を売る(円→ドル)価格(買値)の2種類です。

一般的に、買値は、売値より若干高くなっています。
この、
売値と買値の差が、スプレッドです。
上の例では、売値が109.696円、買値が109.713円で、
1.7銭の差があります。
これを、スプレッド1.7銭と言います。
<スプレッドは通貨ペアによって異なる>
スプレッドの大きさは、通貨ペアによって異なります。
一般論として、ドル円など、USドルとの通貨ペアはスプレッドが小さく、
USドル以外同士の通貨ペアである、クロス通貨は、
スプレッドが大きい傾向にあります。
また、豪ドルやNZドルなど、マイナー通貨の絡んだ
クロス通貨は、スプレッドが大きくなります。
<スプレッドは相場状況によって変動する>
スプレッドは常に一定ではありません。
相場の状況によって、絶えず変動します。
普段であれば、スプレッドの変動幅は小さいですが、
・早朝(6~7時台)の、取引量が少ない時間帯
・米国雇用統計発表時など、価格が急変する時
・クリスマス前など、世界的に取引量が減少する時には、スプレッドが大きく開いてしまいます。
国内のFX業者には、狭いスプレッドを提示して
「スプレッド原則固定」を謳っているところが多いですが、
上記に該当する時は、スプレッドは普通に開くので、
「スプレッド原則固定」は、信用しない方がいいです。
と言うより、上記のような状況では、スプレッドが開くのが当たり前です。
<スプレッドの大きさは、FX業者によって異なる>
スプレッドの大きさは、FX業者によっても異なります。
世界中で取引される為替レートは常に一定ではなく、
ある程度幅があります。
また、同じ市場でも、提示されるレートには、ある程度の幅があります。
そのため、どのレートを採用するかによって、
スプレッドの大きさは異なってきます。
一般的に、国内FX業者はスプレッドが狭く、
海外FX業者はスプレッドが広い傾向にあります。
このため、スプレッドの狭い国内FX業者の方が、
小さな値動きで利益になるからいい、と思われがちですが、
必ずしもそうとも言い切れません。
それについては、これから説明していきます。
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<スプレッドが狭い業者がお勧めできない2つの理由>
①手数料が発生する場合がある1つ目の理由は、
FX業者や、口座の種類によって、取引手数料が発生する場合があるからです。
例えば、ドル円で、スプレッドが0.3銭と言う、
脅威的な狭さの業者があります。
しかし、手数料がかかる場合、スプレッドに加えて、
手数料分の値動きがなければ、利益になりません。
一般的に、スプレッドは、FX業者の利益になります。
スプレッドの狭いFX業者は、スプレッドとは別の収入源が必要です。その収入源として、取引手数料を課す場合もあるので、
その点は注意が必要です。
②相対取引で、価格操作したレートで取引している2つ目の理由は、
そのFX業者が顧客の注文を市場に流さず、
ディーリングルームで処理している場合(相対取引)です。
この場合、提示される為替レートは、
市場価格そのものではなく、
ディーリングルームで加工されたレートになります。
価格操作しているからこそ、やたら狭いスプレッドを提示できるのです。このタイプ(相対取引)のFX業者は、
業者の利害と顧客の利害が相反し、
顧客の損失が業者の利益になります。
ドル円でスプレッドが1銭未満とやたら狭かったり、
スプレッド原則固定を謳っているFX業者は、
その時点で、ディーリングルームでの価格操作を疑った方がいいです。そして、
「
NDD方式と相対方式:FX口座の、これだけは知っておきたい」
でも説明しますが、
相対方式が疑われるFX業者は、
いくらスプレッドが狭くても、
利用は、全くお勧めしません。そのようなFX業者を使い続ければ、
長い目で見れば、必ず、あなたの損失になります。

<スプレッドの狭さより、取引の透明性・公正性の方が重要>
スプレッドがやたら狭い業者には、裏があります。
FX業者を選ぶ時は、
スプレッドの狭さよりも、
取引の透明性・公正性を重視した方がいいです。多少スプレッドが広くても、
提示される価格に透明性があり、
FX業者の利益と顧客の利益が一致する、
NDD方式を採用しているFX業者を利用されることをお勧めします。<結局、どのFX業者がお勧めか>
それでは、結局、どのFX業者を使えばよいか?
「
NDD方式と相対方式:FX口座の、これだけは知っておきたい」
の追記でも触れますが、
パニック相場で不自然なレートを提示しなかった実績のあるFX業者が、
注文の呑みや価格操作のない、安心して利用できるFX業者です。私自身、「アップルショック」で
使用しているFX業者を変更しています。
FX業者変更後に使い出したのは、
XMと言うFX業者です。
(参考:「
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみた」)
XMのチャートが、
パニック相場でも値が飛んだり、不自然な価格をつけておらず、
また世界的に利用者の多いFX業者であることから、
最も信用できるFX業者と判断しました。
FXは安全で安心できる業者を選ぶのが、いちばん重要です。狭いスプレッドのFX業者よりも、
XMでの取引した方がいいと思います。
パニック相場で大損失出した後では遅いので、
あなたが今、相対取引が疑われるFX業者をお使いであれば、
すぐにでも業者の乗り換えをお勧めします。XMは、以下のバナーをクリックすると、
すぐにFX口座を開設できます。
(私の場合、免許証の住所変更があったにも関わらず、5時間で完了しました)

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アフィリエイト口座を作るリスクはゼロなので、
合わせて、アフィリエイト用口座も作っておきましょう。
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「
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をお読みください。

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以下は、おまけになりますが、
こちらの「天底チャート MT4」は、
相場の反転ポイントを見極めてエントリーや決済のシグナルを出してくれます。
シグナルに従ってトレードすればよく、心理的に気楽ですので、是非、ご利用下さい。
※XMには、MT4口座とMT5口座がありますが、
「天底チャート MT4」は、MT4のみに対応です。
MT5には対応していませんので、ご注意ください。
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