FXやる上で、絶対に知っておかなければならないのが、
・追証
・強制ロスカット
・ゼロカットシステムです。
これらについて正しく知識を持ち、
取引口座を開設するFX証券会社を選ばないと、
最悪、多額の借金を抱えて人生が破滅になりかねません。
<追証とは何か>
FXの世界における「追証」(おいしょう)とは、
追加証拠金の略で、
FX証券会社より、追加で求められる証拠金(入金)のことです。
<追証の発生条件>
追証が発生する条件は、
FX証券会社によって異なりますが、
日本国内のFX証券会社では、追証ありのところが多いです。
所定の時刻(NY市場クローズ時刻前後の設定が多い)に、
証拠金維持率が一定水準を下回った場合に発生します。
追証が発生した場合、その日の24時までに追加入金しないと、
全ポジションを損失で強制決済させられます。
追証の厄介なところは、
一度発生した追証は、
入金かポジション決裁しない限り、消滅しないところです。
つまり、相場状況が好転して、
含み損が含み益に変わった場合でさえ、追加入金(ないしポジション決裁)は、
消えないのです。
この追証発生は、トレーダーを心理的に追い込む、非常に危険なものです。
しかし、まだ最悪の事態は訪れていません。
<強制ロスカットとは何か>
追証発生後、期限までに所定の追加入金をしなかった場合、
期限内でも、
含み損がさらに増えて、強制ロスカットの水準に達した場合、
全てのポジションが、強制的に損失決済されます。
これが、強制ロスカットです。
強制ロスカットの水準は、FX証券会社によって異なります。
しかし、
追証の有無、国内、海外のFX証券会社に関係なく、
全てのFX証券会社に、強制ロスカットの仕組みがあります。
<強制ロスカットが追い付かず、口座残高がマイナスになる事も>
通常であれば、強制ロスカットは、口座の有効残高がゼロになる前に
執行されます。
しかし、
相場が急変した場合、
強制ロスカットが追い付かず、
口座残高がマイナスになった状態で執行され、
口座残高マイナス、つまり、自動的に借金を抱えてしまう場合もあります。2015年1月15日に発生した、
スイスフランショックでは、
あまりに相場が急激に変動したため、
強制ロスカットが追い付かず、
一瞬で多額の借金を抱えたFXトレーダーが続出しました。
が、ある仕組みを保有するFX証券会社を利用したトレーダーは、
口座内の全額を失ったものの、
借金は抱えずに済みました。
<神のような救済システム:ゼロカットシステム>
その、スイスフランで借金を抱えずに済んだ仕組みこそ、
ゼロカットシステムと呼ばれる仕組みです。
ゼロカットシステムとは、
相場の急変で強制ロスカットが追い付かず、
口座残高がマイナスになった場合でも、
マイナス分の損失はFX証券会社が肩代わりする仕組みです。
次回入金時に、ゼロカットシステムが執行される場合が多いです。
例えば、口座残高が-50万円で、
50万円の借金を抱えた状態の時に、
20万円の入金すると、
借金が残り30万円、ではなく、
プラス20万円の状態から取引できます。

「
失敗しない、FX口座選び方のポイント」の中でも触れましたが、
ゼロカットシステムがある会社とない会社では、
いざと言う時の安心感がまるで違います。
ゼロカットシステムを導入しているFX証券会社を使えば、
あなたがFX取引で借金を抱える可能性はゼロだからです。
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<日本国内にゼロカットシステム導入したFX証券会社はない>
ゼロカットシステムは、
海外のFX証券会社では、一般的で、あるのが当たり前です。
一方、
日本国内には、
金融庁の方針もあり、ゼロカットシステム導入したFX証券会社はありません。また、日本国内のFX証券会社は、ほとんどが相対方式です。
相対方式では、顧客が損失した方が、証券会社が儲かります。
だからこそ、FX証券会社は、追証獲得に熱心ですし、
金融庁の方針が変わったところで、ゼロカットシステム導入などあり得ないのです。
(相対方式のFX証券会社を利用することがいかに危険であるかは、
「
NDD方式と相対方式:FX口座の、これだけは知っておきたい」
で説明しています)
<海外FX証券会社を使うことが、抜本的なリスク対策である>
FX取引をする上での
最大かつ抜本的なリスク対策とは、
・NDD方式を採用(呑み行為をしていない)
・追証なし
・ゼロカットシステムを導入この3セットがすべてそろったFX証券会社を使うことです。
そして、日本国内のFX会社は、
ほとんどが相対方式で追証ありです。
中にはNDD方式採用や、追証なしのところもありますが、
ゼロカットシステムを導入している、国内FX証券会社はありません。
一方で、海外FXでは、この3セットすべてそろっているところが一般的です。
つまり、
FXにおける最大かつ抜本的なリスク対策とは、
国内ではなく、海外のFX証券会社を利用することに他ならないのです。
(「
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!」も
合わせてお読みください)
<国内FX証券会社の回し者サイトに要注意>
ここで、読者であるあなたに一点、
注意していただきたい事があります。
それは、「FX 損失リスク」「追証」「ゼロカットシステム」
などのキーワードで検索し、上位表示されるサイトの中身です。
・追証の説明しながら、追証なしの海外FXに触れず、
取引の仕方の説明だけして、最後に国内FX証券会社の紹介
・ゼロカットシステムを導入した海外FX業者を詐欺扱いなど、
はじめに国内FX証券会社ありきの、
証券会社の回し者が作成したとしか思えないサイトが、
検索上位に、結構出てきます。
なるほど、業者のサイトですから、情報量やSEO対策ができているので、
検索すれば上位に表示されます。
しかしそれらは、
あくまで国内のFX証券会社を使ってもらう目的で作成されたものであり、
海外FX証券会社も含めた、
客観的で公正な情報提供のために作成されたものではありません。NDD方式や相対方式、追証、ゼロカットシステムの話をしているにも関わらず、
国内FX証券会社の話しかしていないサイトは、
基本的に、営業目的で情報の客観性に欠けていると考えて下さい。<どの海外FX証券会社を使えば安全か>
全ての海外FX証券会社が、安全と言うわけではありません。
マイナス残高の証拠画像を見せないとゼロカットしない証券会社や、
どうにでも解釈可能な、曖昧な例外規定を設けている証券会社も、
中にはあります。
私は、安全な海外FX証券会社として、
XMを使用しています。

これは、スイスフランショック後の、
XMのお知らせサイトのスクショコピーです。
見ていただければ分かるように、
XMは、きちんとゼロカットシステムを執行しています。(ゼロカットシステム導入を謳いながら、
スイスフランショック時には執行しなかった海外FX証券会社もあります。
本当に必要な時にゼロカットシステムを執行しないのでは、
導入している意味がありません)
XMのような、本当の大パニック相場でも、
きちんと追証なしのゼロカットシステムを執行した、
FX証券会社を選びましょう。以下のバナーをクリックすると、
すぐにFX口座を開設できます。
(私の場合、免許証の住所変更があったにも関わらず、5時間で完了しました)
FX口座に関する詳しい情報は、
「
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみた」
をお読みください。

(XM口座開設は、こちらから)
XMパートナーになると、
あなたのアフィリエイトで誰かが口座を作った場合、
その口座で取引が行われるたびに、あなたに報酬が入ります。
アフィリエイト口座を作るリスクはゼロなので、
合わせて、アフィリエイト用口座も作っておきましょう。
XMアフィリエイトの詳しい情報は、
「
XMアフィリエイトが稼げるこれだけの理由」
をお読みください。

(アフィリエイト口座は、こちらから作れます)
以下は、おまけになりますが、
こちらの「天底チャート MT4」は、
相場の反転ポイントを見極めてエントリーや決済のシグナルを出してくれます。
シグナルに従ってトレードすればよく、心理的に気楽ですので、是非、ご利用下さい。
※XMには、MT4口座とMT5口座がありますが、
「天底チャート MT4」は、MT4のみに対応です。
MT5には対応していませんので、ご注意ください。
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