
あなたは、FXに関するさまざまな情報の中で、
誰の言っていることなら、信用できますか?
証券会社の言うことなら信用できるけど、
どこの誰かも分からない、個人ブログの情報は、
アフィリエイト報酬が目的だから信用できない。
もしあなたが、このような基準で判断しているようなら、
あなたは、FX証券会社にとって、最高のカモです。
自分でも気づかないうちに、
証券会社にいいように利用されて、
証券会社だけ儲かって、自分は利益どころか損失ばかり。
こうならないよう、
FX証券会社の、ウラ事情を知った上で、
どこの証券会社で取引するか、決めた方が、あなた自身のためです。
<国内のFX証券会社は、あなたの損失で利益を出している>
まず、基本的な情報として知っておいてほしいのが、
国内のFX会社は、トレーダーの損失が主な収入源になっている、と言うことです。
FXの注文には、DD方式(相対方式)と、
NDD方式の2種類がありますが、
国内FX証券会社が採用しているのは、ほぼDD方式です。
(詳しくは、「
NDD方式と相対方式:FX口座の、これだけは知っておきたい」を、
お読みください)
DD方式のFX証券会社は、あなたが利益を出せば、どんどん損失が増えます。
反対に、あなたが損失を出せば、どんどん利益が増えます。
これが実態なんですが、
そんな事、表立って言えませんよね。
そのため、
一見したところ、
あなたに有利に見えるけど、
実際のFXの仕組みを理解すると、
実は証券会社にとって有利、あなたに不利な話が、いくつかあります。
FX証券会社の言ってることだけ見たり、
証券会社の言うことだからと、うっかり信用してしまうと、
ころっと騙されてしまうので、
これから書く内容を最後まで読んでよく理解し、
FX証券会社の説明に引っかからないようにしてください。
<1、レバレッジが高いと危険、はウソ>
FX関係のデタラメの中で、
ほとんどの人が、これは正しいと信じて疑わないのが、
レバレッジの高い取引は危険、と言うものです。
確かに、取引に使うお金(証拠金)の金額を先に決めて、
レバレッジを掛け算して、値幅当たりの損益額を決める、
と言う仕組みであれば、レバレッジが高いと、
値幅当たりの損失が増えて危険、と言う説明は、正しいです。
でも、実際のFXの売買画面は、そういう仕組みにはなっていないのです。

これが、実際のFXの、注文入力画面です。
見てもらえば分かるように、
注文のサイズに関わる項目は、数量(ロット数)のみです。
レバレッジが高いと危険、と言うのは、
正しくは、数量(ロット数)が大きいと危険、です。<2、レバレッジが高いと追証が発生しにくい>
ではなぜ、レバレッジが高いと危険、と言うミスリードが蔓延しているかと言うと、
ロット数が同じ取引の場合、
レバレッジが高いと、追証が発生しにくくなるからです。
既に書いたように、
国内のFX証券会社は、トレーダーの損失で利益を得ていますから、
追証は重要な利益源です。
そのため、トレーダーには、少しでも、
追証の発生しやすい取引をしてもらう必要があるのです。
(私自身、あるビジネス交流会で、FX証券会社の退職者と話をした事がありますが、
証券会社時代は、
どうやって追証とろうか、ばかり考えていたそうです)では、レバレッジの高い取引と、
レバレッジの低い取引で、
どちらが追証が発生しやすいか、今から計算してみます。
<計算条件>
・1ドル=110.00円の時に、ドルを買う。
・口座残高は、10万円とする。
・証拠金維持率100%で追証発生とする。
・取引量は、2万通貨とする。
・必要証拠金は、エントリー時のレートで固定とする。①レバレッジ25倍(国内FXの上限)の場合必要証拠金:88000円
追証発生ライン(証拠金維持率100%):1ドル=109.40円
②レバレッジ500倍で計算した場合必要証拠金:4400円
追証発生ライン(証拠金維持率100%):1ドル=105.22円
この例を見れば分かるように、
レバレッジ25倍では、わずか60銭、円高に動いただけで、
追証(FX口座への追加の入金)が必要になるのに対し、
レバレッジ500倍では、5円近く円高に動かなければ、
追証は発生しません。
つまり、
リスク回避のために、レバレッジを低く抑えてね、と言うのは、
追証が欲しいから、レバレッジを低く抑えてね、
なのです。(参考:
FXのレバレッジは、掛け算でなく割り算で考えろ!)
(参考:
FXの資金管理は、レバレッジより通貨数量を意識すること!)
<3、スプレッドが狭いほどいい、はウソ>
これも、多くの人が信じているFXのデタラメです。
スプレッドとは、売値と買値の差で、
いわば手数料のようなものです。
スプレッドが小さいほど、小さな値動きでも、
利益を出しやすくなります。
スプレッドの狭さは、狭いレンジ相場で利益を出すには、重要なポイントです。
しかし、ふだんものを買う時でも、
安ければ安いほどいい、とはならないのと同じように、
スプレッドも、狭ければ狭いほどいい、とはなりません。
狭すぎるスプレッドは、
「安かろう、悪かろう」の粗悪品と考えた方がいいのです。
つまり、何度も言いますが、国内のFX証券会社は、
トレーダーの損失が利益になる、DD方式(相対方式)です。
トレーダーの損失、と言う収入源があるからこそ、
国内のFX証券会社は、
例えば、ドル円のスプレッド0.3銭、などの、
市場価格より極端に狭いスプレッドを提供できるのです。これが、トレーダーの注文をそのまま市場に流す、
NDD方式のFX会社の場合、
スプレッドだけが収入源ですから、
市場価格より極端に狭いスプレッドは、提供できないのです。
つまり、市場価格と呼べる範囲内では、
スプレッドは狭い方がいいのですが、
狭すぎるスプレッドは、逆に危険で、避けた方がいいのです。
なお、狭いスプレッドと、狭すぎるスプレッドの基準の出し方は、
「
FX、スプレッド比較の基準値は、NHKを参考に決める!」
の中で説明しています。
(参考:
FXのスプレッドは、狭いほどいいわけではない)
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<4、FXは借金のリスクがある、はウソ>
これに関しては、実際にFXで借金地獄になった人がいるのだから、
ウソではないだろ、と思われることでしょう。
確かに、ウソは言いすぎかもしれません。
しかし、
FXは、証券会社、口座選びの選択をまちがわなければ、
借金のリスクを完全にゼロにすることだって、できるのです。これは、ゼロカットシステムと言って、
相場の急変で、強制ロスカットが追い付かず、
損失確定で口座残高マイナスになった場合でも、
マイナス分はFX証券会社が負担する、
と言う仕組みを用意したFX会社を使えばいいだけの話です。
ただし、国内のFX証券会社には、
ゼロカットシステムを導入したところはありません。
従って、
ゼロカットシステムのある、
借金リスク完全ゼロのFXをしようと思ったら、
海外のFX会社を利用する必要があります。FX証券会社や、証券アナリストの情報は、
googleやYAHOO!検索では、常に上位表示されますが、
それらサイトの情報は、
国内FXのみ念頭において、海外FXのことは完全に無視しています。
しかし、
あなたが本気でFXを始めたいのであれば、
国内FXだけでなく、
海外FXも調べた上で、
利用するFX証券会社を選んだ方が、絶対に安全でおすすめです。(参考:
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!)
(参考:
追証とゼロカットシステム:知らないとFXで人生が終わる!)
(参考:
FXは借金地獄が怖い!?借金リスクを完全にゼロにする方法教えます)
<FX証券会社の知られざる本音とは>
結局のところ、
国内のFX証券会社は、
証券会社の肩書があれば、みな俺たちの情報が一番正しいと無条件に信じる。
だから、自分たちに都合いい情報だけ出して、
都合悪い情報は、都合いい情報に見せるか、触れなければ大丈夫。
個人トレーダーなんて、情弱だから、これで俺たち、大儲けさ、ウヒヒヒヒ。
<FX証券会社選びで失敗しない、魔法の言葉>
証券マンであれ、誰であれ、
FX証券会社を勧める人に聞いてみたい言葉があります。
それは、
「あなたは、そのFX証券会社でトレードしてますか」FX証券会社の営業マンには、
自分だったら、うちではトレードしない、
と思っている人が、案外多いのです。
そういうFX証券会社は、利用しないに限りますね。
<私は、このFX会社でトレードしています!>
最後に、この記事を書いている、
私自身が、どこのFX会社でトレードしているか、紹介します。
私が利用しているのは、
XMと言う、海外のFX会社です。
「安定のXM」と言われるほど、
海外FXの、定番中の定番です。
実際に使ってみた感想は、
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみたに書いたので、必要なら、参考にしてください。
XMの口座開設は、下をクリック!!

<おまけ>
※チャート内に、エントリーと決済の目安を表示させたい方は、
以下のツールも合わせてお使い下さい。
MT4が使える環境であれば、どの証券会社でも利用できますが、
MT5には対応していないので、注意してください。
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