
ここ最近、
・コロナ騒動の真相(茶番劇)を伝える
・愛知県の大村知事リコール運動
などなど、
一般市民が政治に参加し、市民運動を展開する事例が増えているように思われます。
この市民運動、実は、
・マーケティング理論
・リサーチ活動
・ターゲット選定
・コピーライティングなどと言った、
ビジネス(特に営業系、ネットビジネス系)のスキルを応用することで、
より運動の効果が高まることをご存じでしょうか?
私自身の体験例も含めて、これから説明していきます。
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<なぜ市民運動にビジネススキルが必要なのか>
あなたは疑問に思ったかもしれません。
なぜ、市民運動にビジネススキルが必要なのか、と。
それは、
市民運動とビジネスは、どちらも、
・人の感情に訴えかけ
・人の心を動かして
・人を行動させる
と言う、共通の目的を持っているからです。
ですから、ビジネスを学び、ビジネス理論を応用することが、
市民運動でも成果につながりやすいのです。
<マーケティング理論の応用例①:リサーチ活動>
ビジネスの世界では、
成功の8割はリサーチで決まると言われています。
市民運動も同じです。
一般大衆により強く訴えかけるには、事前のリサーチは不可欠です。
例えば駅前で市民運動を行うとして、
駅前の広さや、人の流れが分からなければ、
効果的な方法で市民運動を行うことができません。
事例①:チラシ配りの枚数
私は、新型コロナワクチンは人体の遺伝子組み換えにつながる、
と言う趣旨のチラシを、
A駅前とB駅前の2ヶ所で配ったことがあります。
この時の成果は、
A駅前では40分間で2枚
B駅前では30分間で9枚
と、B駅前の方が、圧倒的に好調でした。
原因を分析すると、
・B駅前の方がスペースが狭く、動線の近くでチラシ配布できる
・B駅は高校生の利用が多く、
遺伝子組み換えワクチンの問題を自分事として感じ取れる人が多い
と言ったことがあげられます。
事前に駅前の構造や駅の利用状況を知っておくことで、
効果的なチラシ配りができる場所で効果的な活動が行えます。
一方で、A駅のような場所しか活動できる場所がないのであれば、
駅前が広く動線が分散することを前提とした活動する必要がでてきます。
<マーケティング理論の応用例②:ターゲット選定>
ビジネスでもよくありがちな失敗例として、
すべての人をターゲットにしよう、と言うのがあります。
すべての人をターゲットにしようとすると、
中身の薄い抽象的な表現しかできず、
結局誰の心にも響かず売れなくて悩むのです。
ターゲットは特定の層に絞った方がいいのです。
それ以外の人は流してでも、
その特定の層の心を確実につかんだ方が成果が出やすいのです。
例えば、
「マスクを着けると体内が酸欠になって危険!だからマスクを外そう」
と呼びかける時、
全員に呼び掛けるのではなく、
成長期の子供(を持つ親)に絞って、
「成長期の子供がマスク着けると身体が正常に発達しないよ!」
と呼びかけた方が、
成長期の子供を持つ親が、自分ごととして受け止めやすいです。
事例②:チラシ配りの立ち位置
これも事例①と同じチラシ配りの話ですが、
B駅前のチラシ配りの時、
私は、駅の北方向の動線にターゲットを絞りました。
南方向の動線は無視したわけです。

北方向からくる人の視界に、まずこのボードを入れて、
その上でチラシを渡したから、受け取り状況がよかったのです。
これがもし、全方向を対象にしたら、
私が何をやってる人かよく分からず、
私の立ち位置も動線から離れてしまい、
チラシを受け取ってもらえなかったでしょう。
<マーケティング理論の応用例③:コピーライティング>
コピーライティングは、看板や広告を作る時に
必要不可欠な要素です。
限られたスペースに何を、どのように書くかで、
商品の売れ行きが大きく変わってくるからです。
市民運動で使うパネルやボード、旗を作成する時にも、
コピーライティングの考え方が役立ちます。
いかに法に触れずに、見た人の心に刺さる文言にするかが
市民運動の効果を上げるために重要だからです。
事例③:ボードの文言

マスク社会に疑問を持ち、マスクを外して欲しい!
と訴えかける時、このボードのように、
・まず率直に、マスク危険!と伝える
・その上で「脳内酸欠」と理由を伝える
こうした事で、実際に、
・ボードを見た瞬間に表情が変わった女性
・ボードの文言を不安そうに見つめた女子高生
など、
明らかに通行人の心に訴えかける要素がありました。
その場でマスクを外した人がいなかったのは残念でしたが、
こういう活動を継続的に行うことで、
マスクを外すことがもっと当たり前の社会に変わっていくものと思われます。
※なお余談ですが、
ボードは、
相手の目の高さに合わせて持つと効果的です。
通行人のパッと見た目の視界にボードを入れるのがポイントです。
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<おわりに>
今から
約60年前、1960年代に、
日米安保闘争や学生運動、ベトナム反戦運動など、
日本でも世界でも、市民運動が非常に盛り上がった時代がありました。
・1941年の真珠湾攻撃と、2001年のNY同時多発テロ
(どちらもアメリカが戦争するために仕掛けた茶番)
・1903年のライト兄弟初飛行と、1961年のガガーリン宇宙初飛行
(どちらも「初飛行」で、その後、人類の活動領域が大きく広がった)
のように、
歴史は約60年サイクルで、同じパターンを繰り返しており、
これを踏まえると、
今年から始まった
2020年代は、かつての1960年代のような、
世界規模で市民運動が非常に盛り上がる時代になることが予想されます。
(詳細は、「
歴史の法則から、コロナ社会の今後を予測する」も、
ご購読ください)
既に海外では、1960年代の再現と言える規模で
市民運動、デモが各地で起きていて、
この波は日本にも確実に波及することでしょう。
ところで、1960年代の市民運動の「その後」を見ると、
・草の根的に現在も続いている運動
・過激化してテロリストと化した運動
に明確に二極化しています。
彼らを分けたものは何だったのか?
それは、
曲がりなりにもマーケティング理論を生かしていた運動と、
机上の空論を押し付けるだけの完全に独りよがりな運動
この差だったのではないかと思います。
マーケティング理論を学ばなければ、
市民運動はテロ集団に変貌する危険すらあるのです。
そうならない、本当の意味で市民に寄り添い、
市民の未来のためになる運動をするためにも、
何より、効果的な運動をするためにも、
我々市民運動を行う者はマーケティング理論を学ぶ必要があるのです。
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