タクリ足は相場反転のシグナル！FXのエントリーポイント教えます

2020/01/30

FX・BO

FXでは、反転ポイントでエントリーすると利益を伸ばせる、
とよく言われますが、
その反転ポイントをどうやって見つけたらいいか分からない、
とお悩みのあなた向けに、
反転ポイントの見つけ方を教えます。

＜タクリ足とは何か？＞

結論から言うと、
「ロウソク足の中からタクリ足を見つけてエントリーする」
です。

えっ？タクリ足って何？
と思われたなら、下のチャートを見てください。

チャートの下の真ん中あたりの、
赤丸で囲ったロウソク足に注目してください。

下に長いヒゲをつけているのが分かりますね。

タクリ足とは、このような、
ロウソク足の実体と比較して、
一方向に長いヒゲを付けた足を指します。

このチャートのように、
下落相場が続いている時に、
長い下ヒゲのタクリ足が出現した場合は、
反転上昇のシグナルになります。

＜特に反転シグナルとなるタクリ足＞

タクリ足の中でも、以下の２つは、特に反転シグナルとなりやすいです。

①陽線のタクリ足が出現した時

上のチャートのように、タクリ足が陽線で確定した時は、
より強い、下落から上昇への反転シグナルです。

このチャートでは、すぐには上昇せずにレンジ相場を形成していますが、
タクリ足のヒゲの安値は一度も更新することなく、
上値を切り上げて上昇を始めました。

②タクリ足が連続して出現した時

このチャートの真ん中では、３回連続で、タクリ足が出現しています。
このように、連続でタクリ足が出現した時は、
これ以上安値で売りたい人がおらず、
少し値が下がればすぐ買い手が出てくるシグナルなので、
反転上昇しやすいです。

＜上昇から反転下落のタクリ足＞

今までは、下落から反転上昇の場合について書いてきましたが、
上昇から反転下落する場合のタクリ足もあります。

このチャートにあるように、
上昇が続いた後、長い上ヒゲのタクリ足が出現したら、
下落反転のシグナルです。
　

スポンサーサイト

＜タクリ足をトレードに活用する時の注意点＞

相場の反転ポイントを判断するうえで重要なタクリ足ですが、
注意点もいくつかあります。

注意１：首吊り線との混同

タクリ足とよく似たものに、首吊り線があります。
上の図で、長い下ヒゲの陽線がありますが、
タクリ足との違いが分かるでしょうか？

タクリ足で、長い下ヒゲのロウソク足は、
下落が続いた後に現れましたが、
上の図では、上昇が続いた後に長い下ヒゲロウソク足が出ていますね。

これは首吊り線と言って、
上昇相場が終わって下落相場に移行するシグナルです。

首吊り線をタクリ足と混同して、
ここで買い注文を入れてしまうと、
みるみるうちに含み損が増えていくので、注意が必要です。

注意２：トレンドに逆行するタクリ足

前半に紹介したチャートの中には、
赤い丸で囲った場所以外にも、タクリ足がありますね。
（自分で探してみてください）

タクリ足が現れて反転したけど、
長続きせずに再反転しているものがありませんか？

例えば、陽線のタクリ足を示したチャートで、
赤い丸の少し左上に、タクリ足があると思います。
しかしこのタクリ足のポイントでは、
一度は反転上昇しましたが、
長続きせず、すぐ下落に転じています。

これは、下落トレンド進行中の下ヒゲタクリ足で、
反転上昇しても、
トレンドに逆行する向きだったために長続きしなかったものです。

このように、タクリ足が出現しても、
トレンドに逆行する場合は長続きしない事が多いので、注意が必要です。

＜タクリ足のトレードへの生かし方＞

タクリ足を実際のトレードで用いる時は、
サイクル理論と組み合わせて使うとより効果的です。
（サイクル理論については、
「FXのサイクル理論がエントリーや決済タイミング判断に重要な理由」
を参照してください）

サイクル理論で底値をつける時間帯に、
タクリ足が出現したら、
買いエントリーのシグナルです。

この場合、
・損切り目安となる安値が近い（ヒゲの安値を更新したら損切り）
・反転上昇した場合、大きな利幅が狙える
と、損小利大の理想的なトレードがやりやすいです。

＜タクリ足の否定＞

相場に100%はありませんから、
下落相場で下ヒゲタクリ足が出現しても、
さらに下落が続く場合もあります。

下落相場で出現した下ヒゲタクリ足の場合、
ヒゲの安値よりさらに安値をつけたら、
タクリ足の否定で、損切り判断の目安になります。

あなたもさっそく、FXを始めてみませんか？
まずは口座開設から！
下のバナーをクリックして、すぐに手続きをしましょう！