FXで取引する通貨ペアと言うと、
たいていの方は、
なじみの深いドル円や、
値幅を狙ったポンド円
あたりを選択しているように見受けられます。
しかし、あまりなじみのない、
マイナーな通貨ペアにも、
マイナー通貨ペアならではの魅力があります。

<マイナー通貨ペアでFXする2つのメリット>
①テクニカル分析に集中できる
例えば、ドル円などのメジャーな通貨ペアの場合、
相場予測に関する情報源は、多数あります。
しかし、いざ実際にFXを始めてみると、
情報源の多い通貨ペアは、
ファンダメンタルズな情報が多く、
これが、テクニカル分析の思考する上で、邪魔なノイズになる事があります。
よけいな情報があるせいで、
思考に狂いが生じ、思わぬ損失につながった事もあります。
その点、マイナー通貨ペアでは、
ノイズになるような、余計な情報が入ってきません。
そのため、
純粋に、テクニカル分析に集中したトレードができます。
これが、
マイナー通貨ペアで取引する魅力です。②値幅を狙いやすい
マイナーな通貨ペアですから、
市場への流通量が少ない通貨同士の取引になります。
このため、
値が動く時は、大きな値動きが期待できます。ただし、突発的な値動きは、
思わぬ損失を招く場合もあるので、この点は注意が必要です。
(下の、豪ドルスイスフラン4時間足で、赤い丸で囲った部分)

<マイナー通貨ペアのデメリット>
マイナー通貨ペアで取引するデメリットは、
そもそも、取り扱っているFX会社が限られる点です。
FX会社を変えたら、前は取引できた通貨ペアが、
新しいFX会社では取引できない、と言うことも起こってきます。
この点は、取り扱っている通貨ペアの多いFX会社を選ぶ必要があります。
<おすすめのFXマイナー通貨ペア:豪ドルスイスフラン>
マイナー通貨ペアの中で、
イチオシなものとして、
豪ドルスイスフラン(AUDCHF)を紹介します。
豪ドルスイスフランには、
以下のような3つのメリットがあります。
①24時間、どの時間帯でも値が動きやすい
通貨ペアによっては、
夕方にロンドン市場がオープンするまで値が動かないものや、
夜のNY市場の時間以外、値動きが鈍いものもあります。
しかし、豪ドルとスイスフランの組み合わせですから、
・午前中のオセアニア市場や、東京市場、アジア市場の時間帯
・夕方のロンドン市場の時間帯
・夜のNY市場の時間帯(NY市場の時間帯は、全体的に値が動きやすい)
どの時間帯でも、値動きが期待でき、
自分の都合に合わせて取引ができます。②値幅を狙いやすい
豪ドルは、リスクオンで買われる通貨、
スイスフランは、リスクオフで買われる通貨です。
方向性が反対の通貨の組み合わせですから、
大きな値動きが期待できます。
(この記事を書いている、2019年12月5日時点では、
狭いレンジでの値動きが続いていますが…)
③少ない証拠金で、大きな損益が発生する
豪ドルスイスフランでは、
証拠金計算は、豪ドルで、
損益計算は、スイスフランで行います。
豪ドルは約75円と安く、
スイスフランは約110円と、若干高めです。
この結果、同じロット数(通貨量)で比較した時、
ドル円やユーロ円より、必要証拠金は少なくなります。
また、同じ値幅変動で発生する損益は、
ドル円やユーロ円など、円関係の取引の
約1.1倍です。
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<豪ドルスイスフランを取引できるFX会社>
豪ドルスイスフランは、
通貨ペアとしては、マイナーです。
取引する場合、
取り扱っている通貨ペアの多い、
海外のFX会社で探した方がいいでしょう。
(え、国内じゃなくて海外のFX会社で大丈夫なの?
と思われた方へ:
FXは、国内より海外のFX会社の方が安全です。
「
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!」
もお読みください)
それでは、具体的に、
どの海外FX会社なら、豪ドルスイスフランを取り扱っているか、ですが、
XMと言う、日本人利用者の最も多い、
海外FXでは、
豪ドルスイスフランの取引ができます。
(XMの口座開設は、このバナーをクリック)

また、知名度はXMに比べて劣りますが、
Big Bossと言う、そこそこ日本人トレーダーの多い
FX会社でも、
豪ドルスイスフランの取引ができます。
(Big Bossの口座開設は、このバナーをクリック)
豪ドルスイスフランは、
マイナー通貨ペアの中では、
比較的取引しやすい方だと思います。
ファンダメンタルズなノイズに振り回されて、
チャート分析に集中できない、と言う方に、
ぜひ、おすすめしたい通貨ペアです。
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