
<そもそもFX資金管理の記事を書こうと思った理由>
最近、私のサイトからFX口座作った方で、
口座開設から、わずか2日で、
入金額全額を溶かしてしまい、クレジットで取引している。
このような方がいると分かりました。
正直に言えば、「資金管理が下手すぎる」わけですが、
資金管理のやり方を知らずにFX始めて、
大切な自分のお金をどんどん溶かしてしまう人がこれ以上出ないよう、
資金管理について、書く必要があると思い、今回の記事にしました。
大切な話ですので、最後までお読みください。
<FXで資金管理ができていない人の特徴>
FXで資金管理ができていない人には、
大きく分けて、
①口座残高に対して、取引量(ロット数、通貨量)が大きすぎる
②適切な損切りができず、含み損を膨らませてしまうこの2パターンがあります。
今回の記事では、このうちの①に絞って、
書いてみたいと思います。
(②については、
「
FXにおける、損切り(ロスカット)の重要性とタイミング」で
既に書いてますので、こちらをお読みください)
<資金管理の注意点:「ハイレバレッジ=危険」ではない>
FXの資金管理ができない理由に、
「ハイレバレッジ=危険」
と言う情報を信じ込んでしまっている場合があります。
このような説明をしているサイトが大変多いのですが、
実は、
レバレッジを上げること自体は、全く危険ではありません。むしろ、
余裕のある取引をするためには、
レバレッジは引き上げた方がいいのです。レバレッジを下げたせいで、証拠金維持率が低くなって、
強制ロスカットぎりぎりの水準で取引する。
これでは、焦ってしまって正しい判断ができなくなります。
<FXの資金管理で必要なのは、通貨量を低く抑えること>
FXの資金管理で必要なのは、
レバレッジではなく、
エントリー時の通貨量を低く抑えることです。
MT4、MT5で取引する場合、
上のようなエントリー画面が出てきます。
この中に「数量」と言う項目があります。
ここを低く抑えることが肝心です。
利用しているFX会社の数量を確認すること!
なお、「数量」は、ロット単位です。
FX会社によって、1ロットあたりの通貨量は異なります。
私が利用している
XMや、
かつて利用していた
Big Bossでは、
1ロット=10万通貨
ですが、
FX会社によっては、
1ロット=1万通貨のところもあります。
また、FX会社によっては、
「枚」と言う単位を使っているところもあります。
この場合、ほとんどのFX会社が
「1枚=1万通貨」になっています。
あなたの利用しているFX会社が、
1ロットあたり何通貨になっているか、必ず確認してください。
これをまちがうだけで、
思ったより10倍大きなロットで取引してしまい、
平常心を失ってしまいます。
<資金管理上、安全な取引量は口座残高の〇%!>
FXで資金管理する上で、
安全な取引量は、
口座残高によって変わってきます。
また、使っているFX会社の種類によっても変わってきます。
国内FX(最大レバレッジ25倍)の場合は、
口座残高の5%から、せいぜい10%が目安です。
例えば、10万円入金した場合、
5000通貨から1万通貨に相当するロット数で
エントリーします。
一方、レバレッジ200倍程度(もしくはそれ以上)の
海外FXで取引する場合は、
口座残高の10%から20%くらいで取引しても、比較的余裕があります。
10万円入金した場合、
1万通貨から2万通貨に相当するロット数で
エントリーです。
複数ポジションを持つ場合の資金管理の考え方
今のは、一度に1つポジションを持つ場合の話です。
複数のポジションを同時に持つ場合は、
1つ1つのポジションは、これより小さくする必要があります。
各ポジションの合計ロット数が、
口座残高の10%~20%
(国内FXの場合は、5%~10%)になるよう、調整します。
両建てする場合の注意点
同じ通貨ペアで、
売りと買いの両方のポジションを持つ、
いわゆる「両建て」の場合、
FX会社の仕様によって、ポジションの大きさは変わってきます。
両建てそれぞれに証拠金が必要な場合は、
2つのポジションの合計ロット数が、
10%~20%
(国内FXの場合は5%~10%)になるようにします。
両建てで証拠金が打ち消し合う場合
(同じ大きさの売りと買いを持ったら、証拠金がゼロになる場合)は、
最大の20%でポジションを持っても大丈夫です。
短時間に往復行ってこいしない限り、
どちらに転んでも利益になるのが両建てですから、
比較的大きめのポジションを持てると言えば持てます。
ただ、両建てで往復ビンタ食らって、どちらも損失になる場合もありますから、
両建てだからと言って、あまり大きなポジションを持つのはやめましょう。
口座残高の半分のロット数でエントリーなどは、
いくら両建てと言っても、おすすめできません。
<メンタルが持たないなら、ロット数を下げること!>
ロット数を大きくすると、
少しの値幅でも大きな利益を出せますが、
半面、少しの逆行でも、損失が大きくなります。
人間、同じ値動きでも、金額が大きくなると、
たったそれだけで、正常な判断ができなくなってしまいます。
含み損の増加にメンタルが持たない場合は、
上に書いたロット数よりも、
低いロット数でエントリーするようにしてください。
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<FXの安全な資金管理:まとめ>
①レバレッジは高くても問題ない
②国内FXは、口座残高の5%~10%の数量でエントリー
③海外FXは、口座残高の10%~20%の数量でエントリー
④複数ポジションを持つ場合、合計ロット数で考える
⑤メンタルが持たないなら、ロット数を下げる口座残高の半分以上を失うような大損失を一度出してしまうと、
資金を回復するのは非常に困難です。
エントリーの数量を低く抑えて、
資金管理しながら、
少しずつ、FXで稼いでいきましょう。
<最後に>
私が使っている、XMであれば、
・最大レバレッジ888倍まで設定可能
(少額資金でも、余裕ある取引ができます)
・両建ては、証拠金が打ち消し合う
(比較的大きめのロットで取引しても大丈夫です)
と言う、国内FXにはないメリットがあります。
最小1000通貨から取引可能、追証なし、など、
資金管理がしやすいFX会社です。
特に、国内FXで追証食らった経験のある人におすすめです。
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(必要であれば、
「
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみた」
もお読みください)
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