FXでプラススワップが発生するポジションを持つと、
損切りが遅れて、含み損が拡大しやすくなる。これを聞いて、ドキッとした方は、いませんか?
なぜプラススワップが危険なのか。
理由と、
含み損を拡大させない対策を、お伝えします。
なお、スワップについてよく分からない、と言う方は、
過去記事
「
FXのスワップポイントとは?魅力と注意点」
に書いてますので、そちらを参照ください。
<プラススワップは、確実にお金を生み出す>
ここで1つ、考えて欲しいことがあります。
為替相場は、絶えず変動します。
しかし、どの方向に、どのくらい変動するか、
によって、あなたのポジションは、
どのくらい利益を生むか、あるいは損失か、何も確実な事はありません。
これに対し、スワップポイントは、
1日に1回、確実に加算されます。
それがプラススワップであれば、
1日に1回、確実に、利益が入るわけです。
もちろん、利益と言っても、値幅に直せば、
1日で1pips分にも満たない場合が多いのですが、
それでも確実な利益には変わりありません。ここに、トレーダーがはまる、落とし穴があります。
人は、本能的に、
利益は早く確定させたい一方、
損失は先送りしたい、と考えます。そのため、プラススワップのポジションが、含み損を抱えた場合、
その内、反転して、含み損は消えるだろう、
その間に確実にスワップは貯まるから、
それまで待とう、と、
根拠のない判断をしてしまいがちです。
しかし、実際には、日がたてばたつほど、
スワップが増える速度の何倍もの早さで、
含み損が拡大し、
「もう無理だ!」
と、なって、
数百pipsもの大損失で、ポジションを閉じることが大半です。
(私自身、これは、何度も経験があります)
目先の小さな利益のために、
大金を失う、
ってやつですね。
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<プラススワップに惑わされないFXの工夫>
目先のプラススワップに惑わされないために、
次の事を心がけましょう。
①値幅だけで損切りするまず、大前提として、
FXの損益は、ほぼ、値幅だけで決まる、と言うことです。
小さなスワップなど、いちいち気にせず、
値幅だけでトレードする。
そして、相場の値動きが利益を出すシナリオを外れたら、
スワップに関係なく、
スパッと、損切りする。
これを徹底することです。
(参考:
FXにおける、損切り(ロスカット)の重要性とタイミング)
②ふだんから、細かいお金は気にしないFXは、お金を動かす世界です。
そこには、日常生活のお金の感覚が、
あからさま、ストレートに反映されます。
ですから、ふだんの日常生活から、
1円でも5円でも安い方を選ぶ、と言う習慣のある人は、
細かいスワップに、つい目が行きがちです。
そして、細かいことにこだわる人ほど、
大きなことを身失う、と言うとおり、
細かいスワップにこだわりすぎると、
値幅の大きな損失を身失いがちです。
これを避けるためには、
ふだんの日常生活から、
お金の感覚を見直す必要があります。
(参考:
FXで勝てるためのメンタルコントロールとは!)
③マイナススワップのポジションだけ持つプラススワップが、損切り判断を遅らせる誘惑の元でしたら、
いっそ、マイナススワップのポジションだけ持つ、
これも、効果があります。
マイナススワップは、1日1回、ポジションを持ちこすごとに、
スワップ分の支払いが発生します。
そのため、スワップ支払っても値幅が伸びる、
と期待できない限り、ポジションを早めに閉じやすくなります。
とにかく、優柔不断は、相場の大敵ですから、
判断を早めるためのマイナススワップは、大いに活用したいところです。
しかし、相場がプラススワップ、マイナススワップ、
どちらのポジションを持つと有利に動くか、
判断に迷うことも多いでしょう。
そんな時には、FX口座を見直すと、より高い効果が得られます。
④海外FX口座で取引する突然の話で、なぜ、海外口座がいいのか?
と思われるかもしれません。
それは、国内FXと、海外FXでは、スワップの付け方が異なるからです。
国内FXは、多くの口座が、
買い(売り)のプラススワップと、
売り(買い)のマイナススワップが、ほぼ同じ金額です。
このため、どちらかの方向にエントリーすれば、
必ずプラススワップがつきます。
これに対して、
・
Big Boss・
XMなどの海外FXは、
スワップから手数料を取った、残りをスワップポイントとして付与する仕組みです。
このため、買い(売り)のプラススワップが、
売り(買い)のマイナススワップより小さいのが普通ですし、
ユーロ円など、金利差の小さい通貨ペアでは、
買い、売り、どちらのポジションでもマイナススワップになる事も多く見られます。
その上、両方向マイナススワップの場合、
スワップの値幅が小さい場合が多いため、
マイナススワップが原因で、
正常な判断ができなくなるリスクも、その分、小さくなります。
海外口座の、小さなマイナススワップを利用することが、
スワップが原因で、
正しい利確と損切りの判断ができず、
値幅で大損失を出すのを防ぐのに効果的です。
(個人的に、この方法が、誰でもできる、いちばん効果的な方法に感じてます)
(参考:
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!)
<FXは、あくまで値幅で利益を出すもの>
ポジションを長期的に(数ヶ月から数年)保有するならともかく、
デイトレや、数日単位の取引であれば、
FXの損益は、あくまで値幅で決まってきます。
あくまで、
「FX=値幅」
と心得、スワップに惑われないトレードできるようになりましょう。
FXは、
「どこの口座で取引するか」が、もっとも重要です。
細かいスワップ気にして損切りできないうちに、
予期せぬ相場の急変で、
朝、目覚めたら、多額の借金を背負ってた…。
そのような事を防ぐために、
借金を背負うリスクのない、口座で取引しましょう。
私が使っている、XMと言うFX会社であれば、
相場が急変して、全額以上失ったとしても、
借金に相当する分は、XMが負担するので、安心して取引できます。
(参考:
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみた)
(参考:
FXは借金地獄が怖い!?借金リスクを完全にゼロにする方法教えます)
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