阪急電鉄、銀座いせよし。
最近、広告の表現に対する炎上事件が、相次いで発生しています。
炎上事件が起きた時の、広告主の対応を見て、
感じたことがあるので、書かせていただきます。

(阪急電鉄のこの広告が、炎上の原因になった)
<大手企業は、炎上広告を、必ず削除している>
最近起きた、炎上広告に対する、企業側の反応を見てみます。
阪急電鉄は、
「一部、メッセージに不適切な内容があるため、明日以降は掲載中止します」
銀座いせよしは、
「今回頂いた意見を真摯に受け止めます。掲載を中止しました」
過去に起きた炎上事件の時も、
企業の対応は、常に、
謝罪→掲載中止・削除と、パターンが決まっています。
その一方で、
一部から批判の声をいただいてますが、
賛同、応援の声もいただいてます。
様々な声があることは理解しており、
趣旨に共感していただけるお客様を大事にしていきたいと考えます。このような主張をして、掲載継続した企業を見たことがありません。
率直に言って、ここに、世の中に名の通った、
大手企業、店舗の限界を感じます。
<炎上広告は、今後もなくならない>
ここまで読んだ方の中には、
炎上しないよう注意するのが当たり前、と思われた方もおられるでしょう。
しかし、現在のように、価値観が多様化した社会では、
100%炎上しない広告を作るのは不可能です。
これまでの炎上パターンを考えると、
女性蔑視、障害者差別、人種差別にならないよう注意すればいい、
と思うかもしれません。
しかし、少しでも不愉快に感じただけで、
これら差別を口実に大騒ぎする人たちを、快く思わない人だって、
世の中、多数います。
女性や障害者などに対して、
差別を口実に騒ぎすぎだ、表現の自由を奪うな、と感じている人だっています。
見る人が見たら、差別や蔑視と思うかもしれない、
グレーゾーンな表現は、このような層に対しては、
むしろ、強い共感を抱かせます。
何より、広告は、見る人のインパクトに残ることが重要です。100人が100人とも、反感しない広告は、恐らく、誰も共感しません。
それよりも、
100人中50人が反感しても、
残る50人の心に強く共感を抱かせたのであれば、
広告としては、そちらの方が成功です。共感した人の中から、
「反感で広告削除に追い込まれて、かわいそうに、買ってあげよう」
と感じる人が、必ず出てくるからです。
一方で、共感しない広告からは、誰も買いません。
と言うわけなので、
人の価値観が多様化し、
同じことに対しても、真逆の感情を持つことが珍しくない、
現在の情勢を踏まえれば、
今後も、炎上広告が相次ぐのは避けられないし、
「いい広告」ほど、炎上しやすいです。
スポンサーサイト
<個人事業主なら、炎上のリスクがない>
大手の場合、どうしても、
「炎上しないこと」
「批判されないこと」
を、優先に考えがちです(と言うより、優先せざるを得ません)。
このため、今後は、どうしても、
大手は、人の心にささるメッセージを発信しにくくなってきます。
一方で、個人がネットビジネスで宣伝する場合、
この点を心配する必要がありません。
個人であれば、批判の声があっても、無視できます。
その上で、
一部から批判の声をいただいてますが、
賛同、応援の声もいただいてます。
様々な声があることは理解しており、
趣旨に共感していただけるお客様を大事にしていきたいと考えます。の姿勢で、自分を大事にしてくれるファンを優先に考えて、
行動することができます。
そもそも、
個人は、炎上しません。
たまに、批判のメッセージが届くくらいです。
そんなもの、無視して大丈夫です。
むしろ、
批判する人がいるなら、
一方で、共感している人もいるな、
だから、このメッセージは、成功だ、くらいに思っておけばいいのです。それに、
炎上するくらい影響力が大きくなった時には、
既に、数百人(あるいは、それ以上)の、
ファンどころか、信者と呼ばれる人たちを取り込んでいます。
その信者たちが助けてくれるので、何も心配する必要などないのです。
<個人事業主は、いちいち批判に応じてはならない>
大手と違い、一部の批判など無視できるのが個人の強みであり、
個人ビジネスでは、
むしろ、いちいち、批判に応じてはならないのです。

例えば、2019年3月末、
Fleramo【Orion】と言う3人組のユニットが、
マレーシアでトラブルに巻き込まれ、
メンバー2人と一部スタッフが、
現地の入国管理局に拘置されるできごとがありました。
この時、Fleramo【Orion】は、
マレーシア組が拘置されている間も、
日本に残ったメンバーで、
こなせる予定は、すべてこなしました。
そして、無事に帰国後は、
すぐに、何事もなかったかのように、
当初の予定どおり、イベントをこなしました。
これに対して、
「しばらく活動を自粛しないのか」と言う声もありましたが、
「自粛すると関係先に迷惑がかかるので、自粛しません」
と、はっきり回答しています。
これ、個人や、規模が小さい事業主だからこそできる強みです。
と言うか、
規模が小さい間は、むしろ、これが正解です。
仮に、「自粛しないのは不謹慎」と言う声が無視できないほど
大きくなったとしたら、
その時は、Fleramo【Orion】の影響力が、それだけ大きくなった証拠であり、
ビジネスとしては、御の字です。
反対に、無視しようとすれば全然無視できるレベルの批判を、
いちいち聞いていたら、
個人や規模の小さい事業主なんて、何もできません。
そんな事では、ファンもつかずに、つぶれてしまいます。
Fleramo【Orion】の例を見るまでもなく、
個人や規模の小さい事業主は、
批判の声ではなく、
ファンや共感の声を最優先に考え、行動すべきなのです。<最後に>
炎上に気を付けろ、は、
大手の行動規範としては正しいのかもしれませんが、
個人には、個人の行動規範があります。
そしてそれは、
大手とは、全く違ったものになります。
実際に、ビジネスで成功した個人の声を聞くと、
大手とは全く異なった目線で行動していることに気付かされます。
そのような、成功した個人事業主の声を、
あるLINE(リンク先のサイトから登録できます)で、配信してますので、
興味があれば、いちど、聞いてみるといいですね。
LINE登録サイト
スポンサーサイト