注:本記事は、
YouTube動画作成ツール「鳳凰」で作成した動画、チャンネルは削除・凍結対象になり得るか?の続編です。
前回の記事の終わりに、YouTubeが「不特定多数に向けて不要な大量のコンテンツを繰り返し投稿」を拡大解釈すれば「鳳凰」動画の削除もあり得る、と書きました。
しかし一方で、私個人としては、このような強引な削除は好ましくないとも思っています。YouTube広告はgoogleアドセンスを使っていますが、googleアドセンスには市場原理で不要かつ価値の低いコンテンツを淘汰する仕組みが備わっており、この仕掛けを活用する事での対処が好ましいと思っています。
どういう事かと言うと、googleアドセンスの広告単価は一定ではなく、オークション方式で変動します。価値の高いコンテンツへの広告は単価が上がる一方、価値の低いコンテンツへの広告単価は低く設定されます。当然、広告単価が高いほど、広告主が支払う費用も、YouTube動画作成者の受け取る費用も増加します。価値の低いコンテンツには最終的には誰も広告を出さなくなり、動画から収益を得られなくなる、そうなれば初めから収益だけが目的の動画は投稿主の方から削除するだろう、と言うスタンスです。
このような状況の中で、「鳳凰」で作成した動画に新たな動きが出てきました。
「鳳凰」で作成した動画を収益化しようとしたところ、「第三者のコンテンツと一致」と言う理由で収益化が無効にされたのです。
タイミングがタイミングだけに、この動きが気になりました。YouTubeが新たな「鳳凰」作成動画の収益化を可能な限り無効化するよう動き出したのでしょうか?
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検証のため、他人が「鳳凰」で作成したのと同じテーマで「鳳凰」で動画を作成し、収益化を実施、その後の状況を確認して見ました。
検証動画は2016年12月22日夜、23日に日付が変わる前後に公開しました。
この記事を書いている2016年12月24日午前11時25分時点で収益化は有効です。収益化が無効な場合やそもそもアップロード禁止や違反コンテンツが含まれている場合、とっくに対処が終わっている時間です。
この時点で収益化が有効である事から、「鳳凰」作成動画と言う理由で削除や収益無効化は実施されていないようです。
しかし今回の一連の案件で、「鳳凰」の新たな問題が見つかりました。「鳳凰」は著作権問題を極限まで回避と言ううたい文句もあります。しかし実際には、「鳳凰」で動画作成しても収益無効化される場合はある事が判りました。「鳳凰」動画の質を考えたら、削除されずとも収益無効化されたらその時点で当該動画の存在価値は無いと言っていいでしょう。
現時点(2016年12月24日)で、「鳳凰」が全く使えない、と言う事はありません。しかし前記事で触れた通り得られる収入は知れており、さらに今回検証結果にあるように、そもそも収益化できない場合もある事は意識しておくべきでしょう。
なお収益無効化はYouTube著作権、及び、コミュニティガイドラインの違反には該当しません。3ヶ月間で3回収益無効化されても、それによりYouTubeアカウントが停止される事はありません。
(以下、2020年7月8日追記)
現在、「鳳凰」は販売停止になっており、新規にYouTubeで稼ぐためには別のツールを使う必要があります。
今からYouTubeで稼ぐためには、稼ぐ事に特化した動画を作成し、30日間の無料お試し期間もある、
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