FXに興味あるけど、
正直言って、どの証券会社が安心か、いまいちよく分からない。
こんな悩みはありませんか?
私がこれまでに、3社の証券会社を利用しています。
実際に使ってみた感想から、
その3社の比較をしますので、参考にしていただければと思います。
<FX証券会社3社の比較方法>
いきなりですが、これまでに利用した3社
・BigBoss
・YJFX
・XMの3社を、4段階で評価した表を下に載せます。

これだけ見ても、どういう基準で評価したか分からないと思うので、
証券会社別に、評価の理由を解説していきます。
<FX証券会社:BigBossの評価>
●スプレッド……△主な通貨ペアのスプレッドの広さは、
ドル円:1.6銭
ユーロ円:2.1銭
(相場状況により変動)
NHKのニュースに出てくる「為替と株の値動き」の値幅を考えたら、
特別広いとは言えませんが、
これより狭いスプレッドを提供している証券会社もありますので、
並、と言ったところでしょうね。
値動きが小さい時間帯は、なかなか利益が出ないこともあります。
短時間でエントリーと決済を繰り返す、
スキャルピングには向いてないでしょう。
デイトレする分には、何ら問題有りません。
●スワップ……△ポジションを翌日以降に持ちこすと発生する、
スワップポイントですが、
正直言って、あまりおいしくありません。
金利差の小さい通貨ペアでは、
売り、買い、どちらのポジションでもマイナススワップになっています。
豪ドル円のロングポジションなど、
金利差の大きい通貨ペアでは、プラススワップが入りますが、
プラススワップが取れる通貨ペアは限られています。
ポジションを長期に渡って保有する、スイングトレードでは、
通貨ペアを厳選する必要があります。
デイトレや、数日以内の決済であれば、
スワップよりも値幅の方が損益に大きく効いてくるので、
あまり気にする必要はありません。
ただし、メンタル的には、プラススワップのポジションで
エントリーした方が、落ち着きが全然違いますよ。
●約定力(普段)……〇注文が拒否されることは、ほとんどありません。
たまーに、分割でエントリー
(4万通貨の指値注文入れ、2万通貨のみエントリーで、残り2万通貨は約定せず)
な事がありましたが、
頻度としては非常に低いです。
●約定力(緊急時)……〇アップルショックなど、相場が急変する時は、
注文の値滑りが、どうしても起きてしまいます。
BigBossは、比較的安定ではありますが、
本当にヤバい時は、値が飛ぶことも、ままあります。
このため、とんでもないところにポジションをとってしまい、
含み損ばかりが増える、と言うことも、
タイミングによっては、起こり得ます。
●メンタル的安心感(追証)……◎これまでの項目と違い、メンタル的安心感は、
個人差が大きいため、参考程度がいいかもしれません。
それでも、
FXは、メンタル9割の世界ですから、
メンタル的安心感の項目は、無視できないと思い、掲載しました。
BigBossに関して言えば、
基本、追証無しです。
2つの口座で両建て取引を行った場合、
指標発表など、値動きの激しい時間帯を狙った取引は、
追証無しの対象外となっていますが、
よほどの事をしなければ大丈夫でしょう。
証拠金維持率50%でマージンコール、
証拠金維持率20%で強制ロスカットとなってますが、
200倍以上の高レバレッジで、
低ロットで取引すれば、そもそも、
証拠金維持率が50%を下回ることなどほとんどありません。
この点において、安心して使える証券会社と言えます。
●メンタル的安心感(ゼロカット)……〇相場の急変で強制ロスカットが追い付かず、
マイナス残高になったとしても、
次回入金時にリセットされるため、
自動的に借金を抱えるリスクは有りません。
ただ、BigBossが実際にゼロカットシステムを執行した、
実績の話がないため、
BigBoss側の裁量で、ゼロカットの対象外です、と
いきなり言われないか、そこだけが、やや不安ですね。
まあ、高レバレッジ、低ロットで取引している限り、
問題となる事はないでしょう。
●メンタル的安心感(NDD)……〇NDDと言うのは、
顧客の注文を社内で処理せず、市場に流す仕組みのことです。
この仕組みを採用していれば、顧客と証券会社で利害が一致するため、
安心して使える証券会社、となります。
BigBossは、NDDを謳ってます。
●総合評価……〇スプレッドやスワップに、やや難があるものの、
約定力がすぐれていますし、
追証無し、ゼロカットあり、NDDと言うことで、
メンタル的安心感がすぐれています。
強いて言えば、メンタル的安心感の項目で、
実績が出ていないため、
本当に大丈夫なの? と言ったところでしょう。
おすすめ度で言えば、
可もなく不可もない、と言ったところです。
<FX証券会社:YJFXの評価>
●スプレッド……〇主な通貨ペアのスプレッドの広さは、
ドル円:0.3銭
ユーロ円:0.5銭
(原則固定だが、相場状況により例外あり)
正直、このスプレッドの狭さは、脅威的ですね。
値動きの少ない時間帯でも、利確しやすいです。
ただ、何だかんだでスプレッドが広がる事も多く、
原則固定のスプレッドで取引できないことも多くありました。
また、スプレッドが広がった時は、
元々スプレッドの広い証券会社と比較しても、
同等のスプレッド幅であり、
狭いスプレッドの謳い文句には踊らされない方がいい、と言う印象を持ちました。
●スワップ……〇YJFXでは、売り、買いの両方向でマイナススワップになる
通貨ペアがありません。
もちろん、市場金利の変動により、
付与されるスワップポイントは変わってきますが、
スワップ目当てのスイングトレードには、
比較的使える証券会社と言えそうです。
●約定力(普段)……〇普段であれば、それほど気になる事はありませんでした。
特記事項なしです。
●約定力(緊急時)……△注文の多い時間帯や、
相場の急変時は、
値が飛びやすく、約定スピードも遅いです。
指標発表後の相場の変動を狙った取引するには、
あまり向いていないと言えます。
●メンタル的安心感(追証)……×正直言って、追証に関する安心感は、最悪です。
最大レバレッジが25倍と低いため、
口座残高10万円で、1万通貨で取引しても、
4万円以上の証拠金がかかってきます。
これで含み損が拡大し、評価額が必要証拠金額を下回ったら、
すぐに追証の対象です。
ポジションを持った瞬間に、怖々してしまい、
夜も安心して眠れないなど、
FXで一番大事な、メンタル面では、本当に使えない証券会社でした。
●メンタル的安心感(ゼロカット)……×YJFXに限らず、国内のFX証券会社には、
ゼロカットシステムが存在しないんですね。
なので、アップルショックのような相場急変で、
強制ロスカットが追い付かず、借金を抱えるリスクがあります。
しかも、YJFXは緊急時の約定力が弱いですから、
相場の急変に対するリスクが高く、怖いですね。
実は、アップルショック時には、既にYJFXは解約済みでしたが、
あの時、YJFXで取引していなくて本当によかったと思いました。
●メンタル的安心感(NDD)……×YJFXの公式サイト見ても、NDDシステム採用とは書かれていません。
レビューによっては、NDDと書いてあるものもありますが、
スプレッドの狭さから考えて、その信憑性には疑問がつきます。
NDDでないとなると、顧客と証券会社の利害が相反する、相対方式となります。
これは、
顧客の利益が証券会社の損失で、
顧客の損失が証券会社の利益となるわけですから、
他の条件がどれだけ優れていたとしても、
全くもって、お勧めできません。
●総合評価……△スプレッドの狭さのみで考える人にとっては、
YJFXは、魅力的かもしれません。
しかし、それ以外、特に、メンタル面の条件で、
全くお勧めできません。
実際問題、YJFXは、使い続けるのは怖いと感じ、
1ヶ月少々で、使用中止しました。
YAHOO!グループの運営するFXだから、と言った、
ブランド名で判断しない方が賢明と思います。
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<FX証券会社:XMの評価>
●スプレッド……△主な通貨ペアのスプレッドの広さは、
ドル円:1.6銭
ユーロ円:2.2銭
(相場状況により変動)
NHKのニュースに出てくる「為替と株の値動き」の値幅を考えたら、
特別広いとは言えませんが、
これより狭いスプレッドを提供している証券会社もありますので、
並、と言ったところでしょう。
自動売買ツールによるスキャルピングには、
正直、向いてません。
しかし、デイトレには、何ら問題ないレベルです。
また、指標発表時には、一時的にスプレッドが広がりますが、
元のスプレッドに戻るまでの時間は、短い印象を受けています。
●スワップ……△ポジションを翌日以降に持ちこすと発生する、
スワップポイントですが、
正直言って、あまりおいしくありません。
金利差の小さい通貨ペアでは、
売り、買い、どちらのポジションでもマイナススワップになっています。
豪ドル円のロングポジションなど、
金利差の大きい通貨ペアでは、プラススワップが入りますが、
プラススワップが取れる通貨ペアは限られています。
ポジションを長期に渡って保有する、スイングトレードでは、
通貨ペアを厳選する必要があります。
なお、スワップポイントの大きさが頻繁に変わるので、
1ヶ月後、半年後、どれだけスワップポイントがたまるか、
と言う計算は、できないです。
●約定力(普段)……〇約定力は、本当に速いですね。
ごくまれに、「注文を受け付けました」の表示が出て、
実際の約定までに時間がかかる事がありますが、
よほど注文が殺到した時、
ネット側の回線環境が悪い時でなければ、まず問題ありません。
●約定力(緊急時)……◎アップルショックなど、相場が急変する時は、
注文の値滑りが、どうしても起きてしまいます。
しかし、XMは緊急時の安定性が高く、
値の滑りが、他社と比較して小さいです。
これは、不利な注文での強制ロスカットや、
口座残高がマイナスになりにくい事を意味しています。
●メンタル的安心感(追証)……◎XMには、追証がありません。
また、私は300倍レバレッジで取引していますが、
このレバレッジで、
口座残高20万円に対して2万通貨程度の低ロット取引、であれば、
強制ロスカットの水準まで、
そもそも証拠金維持率が、なかなか下がりません。
そういう意味でのメンタル的安心感は、非常に高いです。
●メンタル的安心感(ゼロカット)……◎XMには、マイナス残高になった場合、
次回入金時にリセットする、ゼロカットシステムが採用されています。
XMの場合、世界的なパニック相場であった、
2015年1月のスイスフランショック時にも、
ゼロカットシステムを忠実に執行した実績があります。
(ゼロカットシステムを謳いながら、スイスフランショック時には執行しなかった
FX証券会社も多かったのですが、XMはきちんと執行しました)
ゼロカットシステムの看板だけでなく実績もある。
これは、メンタル面での安心感が、まるで違いますね。
●メンタル的安心感(NDD)……◎XMは、NDD方式を採用し、世界規模で事業展開しているFX証券会社です。
海外に行けば、
NDD方式を採用しない時点でその証券会社への信頼ゼロ、
と言う、厳しい見方をする人も多くいます。
そのような人たちからも高い信頼を得ているからこその世界展開ですから、
信頼性と言う意味での安心感が高いです。
●総合評価……〇スプレッドやスワップでやや劣る面があるため、
◎ではなく〇としましたが、
限りなく◎に近い〇です。
正直言って、全ての面で満足できるFX証券会社はありません。
しかし、
XMは、
FXはメンタル9割と言われている中で、
メンタル的安心感で高い評価です。
<おすすめのFX証券会社は?ランキング>
以上が、私が利用経験のある、
3つのFX証券会社の比較です。
それで、結局、どこの証券会社がおススメですか?
と言うと、
1位、XM
2位、BigBoss
……
ダントツ劣って3位、YJFXです。
各証券会社のレビューの下にバナー貼ってますので、
そこから使いたい証券会社で口座開設していただければと思います。
また、おススメ1位のXMは、
このすぐ下のバナーからも口座開設できます。

(バナークリックすると、XMで口座開設できます)
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