2019年2月11日、bitwalletが、
海外FX業者、Axioryとの契約を解除すると発表しました。
シンガポール時間の2月28日24時(日本時間3月1日午前2時)をもって、
Axioryへの決済、ウォレットの提供は、全面中止となります。
(bitwalletからのお知らせ画面)

アンチマネーロンダリングの規定上、bitwalletから入金した方の場合、
出金もbitwalletになります。
(海外送金は、この点、特に厳しいです)
従って、bitwalletから入金してFXされている方は、
期限までに、ポジションを全て決済して、
出金手続きを完了させる必要があります。
<契約解除の本当の原因は?>
bitwalletとAxioryの契約解除について、
bitwallet側は、
Axioryが2018年12月に、メインバンクであるSparkasseから、
銀行取引停止処分を受けたから、としています。
(上記画像参照)
一方、Axiory側は、bitwalletの説明は正確さを欠いており、
取引停止処分の事実はない、としています。
(Axioryのお知らせ画面)

どちらの言い分が正しいかですが、
ヨーロッパの権威ある新聞には、
Sparkasseがユーロ圏外の金融機関へのサービスを終了した、
と言う記事が出ています。
その結果、シンガポールに拠点を置くbitwalletからの入金もできなくなり、
今回のサービス提携終了に至ったようです。
これは、最近ユーロ圏において、ユーロ以外の通貨の流入を
厳しく取り締まる方針が示されたことと関係しており、
その意味においては、
Axiory側の主張が正しいようです。<Axioryと新銀行サービス提携のお知らせ>
bitwalletとの契約解除に至ったAxioryですが、同時に、
リヒテンシュタインにあるユニオン銀行
ドバイにあるDoha銀行
この2行と新たに提携開始することも発表しています。
(Axioryホームページより、新提携銀行のお知らせ)

リヒテンシュタインは、格付け会社において、最高の「AAA」評価であり、
その銀行と提携できた事実を踏まえれば、
Axiory側に何か詐欺や違法行為があったとは考えにくいです。
bitwalletが利用できなくなることから、
代わりのサービス提携先として、これら銀行と提携したのでしょう。
<Axiory利用者への影響>
今回の決定の影響で、2月13日現在、国内銀行経由では、
Axioryへの入金ができなくなっています。
今のところ、出金拒否などの悪い情報は入っていません。
今回の件で、どんな対応をするかによって、
Axioryが、
使わない方がいい海外FXとなるか、
状況が落ち着けば、再び安心して利用できる海外FXとなるか、
評価が分かれそうな状況です。
スポンサーサイト
<bitwallet利用者は、すぐに出金手続きを!>
冒頭にも書きましたが、
マネーロンダリング対策上、
入金方法と出金方法は、同一である必要があります。
ですから、
bitwalletからAxioryに入金した方においては、
bitwalletがサービス停止する前に出金を完了させないと、
出金できなくなるおそれがあります。当てはまる方は、すぐに全てのポジションを決済して、
出金してください。<Axioryの評価は?>
この際ですから、Axiory自体の海外FXブローカーとしての評価も気になるところでしょう。
Axioryは、中米ベリーズの金融庁からライセンスを取得しています。
ベリーズは、タックスヘイブンで有名な国です。
Axioryの親会社は、より審査の厳しいキプロス金融庁でライセンス登録していますが、
アジアのトレーダー向けに自由なサービスを提供するために、
あえて審査の緩いベリーズでライセンス登録したようです。
Axiory自体は、
・呑み行為のないNDD方式
・追証なし、ゼロカットシステム採用
・狭いスプレッドと高い約定率
・資産の信託保全と分別保管と、FX業者選びで重要な要素は、すべてクリアした業者です。
(参考:
失敗しない、FX口座選び方のポイント)
(参考:
追証とゼロカットシステム:知らないとFXで人生が終わる!)
(参考:
FXで失敗しないために知ってほしい、証券会社の実態)
(参考:
NDD方式と相対方式:FX口座の、これだけは知っておきたい)
<他の海外FX業者への影響は?>
今回のAxioryの件で、
他の海外FX業者は安全なのか、疑問を不安を持たれた方も多いと思います。
既に、海外FXとして定評のある、TitanFXにおいても、
1~2年出金できなくなる、などの悪い噂が出ています。
(ただし、この噂の信憑性は定かではありません)
しかし、今回のAxioryの件を詳しく精査すれば分かるように、
本件は、
詐欺業者の問題ではなく、
ユーロ圏における、海外送金の取締り強化を受け、
サービス提供を継続するための企業努力の一部が、
あまりよからぬ風評となって表に出た、と言うのが正解です。
海外送金をめぐる規制は、
テロや脱税対策として、世界的に強化される傾向にあり、
あらゆる海外FX業者は、その影響を受ける可能性があります。
しかし一方で、ネット取引の発達による、金融サービスのグローバル化もまた、
時代の流れです。
世界の金融のルールに則って、正しく運用している海外FX業者であれば、
一時的に、今回のAxioryのような混乱に巻き込まれることはあっても、
取引や出金ができなくなる、と言うことは、
最新情報に従って速やかに行動している限り、過剰な心配はしなくてよいでしょう。<国内FX業者だから安全、とは言えない>
「
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!」でも触れましたが、
だったら国内FX業者なら安全かと言うと、
必ずしもそういうわけではありません。
国内FX業者には、ゼロカットシステムが存在しない上、
相対取引業者が多く、
あなたがぼろ儲けすると、金融機関に損失を与えたとして、
突然、口座凍結されるリスクが、あります。
相対取引など、世界基準でみれば、詐欺も同然です。
(実際、海外の相対取引業者は、悪質なところが多いです)
海外FX業者に、入出金、即ち海外送金に関する規制のリスクがある半面、
国内FX業者には、どこにあなたを損失させる罠が仕掛けられているか分からない、
と言うリスクがあります。
普段の取引と、海外送金システムや規制の変更の頻度を考えれば、
むしろ、国内FX業者の方が、リスクと常に隣合わせで利用することになります。<おすすめのFX業者は?>
以上を踏まえると、
送金関係の手続きがスムーズに行え、
信頼できる国のライセンスを取得している、海外FX業者が、
総合的に考えれば、安全でおすすめです。
海外FXに関する多くの記事を読んだ結果、
ほとんどの方がNo.1と推している、ある海外FX業者があります。
それは、
XMと言う業者です。
XMは、Axioryのベリーズよりも格式や信用度の高い、
キプロスの証券取引委員会と、
セーシェルの金融庁から、
ライセンスを受けています。
・呑み行為のないNDD方式
・追証なし、ゼロカットシステム採用
・狭いスプレッドと高い約定率
・資産の信託保全と分別保管これらは当然のサービスとして備えており、
FX業界のグローバルリーダーとして世界中で展開、
日本でも人気の海外FX業者です。
XMは、安全性や信頼性の面で、最もおすすめです。XMに関する詳しい情報は、
「
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみた」
をお読みください。

(XM口座開設は、こちらから)
XMパートナーになると、
あなたのアフィリエイトで誰かが口座を作った場合、
その口座で取引が行われるたびに、あなたに報酬が入ります。
アフィリエイト口座を作るリスクはゼロなので、
合わせて、アフィリエイト用口座も作っておきましょう。
XMアフィリエイトの詳しい情報は、
「
XMアフィリエイトが稼げるこれだけの理由」
をお読みください。

(アフィリエイト口座は、こちらから作れます)
以下は、おまけになりますが、
こちらの「天底チャート MT4」は、
相場の反転ポイントを見極めてエントリーや決済のシグナルを出してくれます。
シグナルに従ってトレードすればよく、心理的に気楽ですので、是非、ご利用下さい。
※XMには、MT4口座とMT5口座がありますが、
「天底チャート MT4」は、MT4のみに対応です。
MT5には対応していませんので、ご注意ください。

<私のSNSアカウント>
Twitter(@ShinAnde)

Facebook

LINE(QRコード)

ID検索の方は:deofficer79ers
スポンサーサイト