ネットビジネス、個人事業主、会社設立、
どの形でもいいのですが、
いったん起業して会社員を辞めたら、
二度と会社員には戻れない。
会社が、よほど人手が不足しない限り、失敗した起業家を雇わない、
と言うのもありますが、
それ以上に、
起業家側の、再び雇われての労働を拒絶するエネルギーが、
そこまで強いものか、
と感じるできごとが、最近、起きました。

<労働よりも無銭乗車を選択した元社長>
実態が個人事業主、社員1人の法人、誰かを雇っていた、
どれかは分かりませんが、
かつて「社長」と呼ばれていたその人は、最近、久しぶりに会った時は、
明らかに覇気がなく、疲れ切っていました。
関係筋から聞いた話では、この人は少し前に、
無銭乗車して警察に連れて行かれそうになった事があったそうです。
駅の事務所で、携帯電話に入っていた知人の番号に電話をかけ、
その知人が駅員や警察と渡り合い、運賃を支払ったことで、
何とか逮捕を免れたそうです。
この話のポイントは、
電車賃すら払えない状況に追い込まれても、
働いて(当然、雇用されての労働だ)お金を得ることよりも、
お金を出さないで済む方法を選択した、
それも、犯罪でバレたら警察に捕まる方法を選んだところにあります。
この元社長は、
そこまでしてでも、
雇用されての労働だけは断固拒否したのです。
そんな事言っても、たまたま、この元社長が、
(軽犯罪と言え)犯罪を犯してでも、再び雇われて働くのを拒んだだけだろう、
と思われたかもしれません。
しかし、
いったん起業して、自由な生活と、
不労所得に近い形の収入の世界を味わってしまったら、
二度と労働には戻れない、と言うのは、人間の一般的な心理です。
恐らく、本能的に、そうなってしまうのでしょう。
今から、その例を紹介します。
<ナウルの悲劇:不労所得を手にした国民の行く末>

南太平洋に、ナウルと言う、本当に小さな島国があります。
この国は、島全体がリン鉱石でできていて、
かつては、外国人労働者にリン鉱石の採掘と出荷の仕事をさせ、
ナウル人は、その巨万の富による不労所得で、
いっさい働かずに家も車もお金も自由も得ていました。
しかし、リン鉱石が枯渇すると、状況は一変します。
ナウル人は、リン鉱石が発見される以前の労働の生活に戻る、
とはしませんでした。
彼らがとった行動は、国家レベルでマネーロンダリングの巣窟となり、
汚い金で荒稼ぎすること。
それができなくなると、テロリストにパスポートを濫発して、裏金を稼ぐ。
その次は、経済援助で外国から少しでもお金を引き出し……。
要するに、
ナウル人は、国家レベルで犯罪に手を染めてでも、
労働を拒否したのです。
ここでポイントは、ナウルが国家レベルで
マネーロンダリングやテロリストの片棒を担いだ理由です。
もし仮に、ナウル人の大半が、
リン鉱石が枯渇して不労所得が続かなくなった時、
これからは労働で稼ごう、と考えていれば、
このような事にならなかったはずです。
つまり、
人と言うのは、
不労所得やそれに近い形の収入と、
自由な時間を、いちど手に入れたら、
犯罪に手を染めてでも、その自由を手放そうとしないのです。
これは、雇われての労働収入が当たり前の人からは想像つかないかもしれませんが、
不労所得を手にした人にとっては、当たり前と言ってもいい考え方なのです。
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<お金がある段階での、学びと行動が、あなたの運命を決める>
これらの話だけを聞くと、
不労所得はよくない、ネットビジネスで起業するのはよくない、
と思われるかもしれません。
しかし、そういう話では決してありません。
起業は確かにリスクを伴いますが、
起業しないならしないで、
今度は、
「起業しないリスク」が身にまとわりつきます。
(参考記事:「
リスクゼロなんてただの幻想!「何もしないリスク」を忘れるな!」)
さらに言えば、起業しない会社員でも、
いざリストラされて無一文まで追い込まれれば、
冒頭で述べた、元社長と同じような行動をとる人も出てきます。
元社長の行動をみて「働けばいいのに」と会社員が思うのと同じように、
会社員がネットビジネスよりも無銭乗車を選択すれば、
「ネットビジネスには、無料でも稼ぐ方法があるのに」と、
起業家は思うわけです。ですから、不労所得を得た者の末路だけを見て、
「不労所得はよくない、ネットビジネスはよくない、起業はよくない」
とは、
決してならないのです。
そもそもの話、
起業したり不労所得を目指す人が、、
きちんとビジネスの基本を学んでいれば、
お金が枯渇して身動きが取れなくなる前に収入が発生する場合がほとんどです。さらに、
ネットビジネスの場合、
お金がなくなったところからでも、
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