海外で投資と言うと、危険なイメージを持つ方が多いです。
あなたも、海外口座は危険と思われているかもしれません。
しかし、
FXに関して言えば、
海外口座の方が、国内口座より、むしろ安全です。海外口座が安全な理由は、全部で5つあります。
これから、順番に説明します。
<1、レバレッジの制限がない>
国内のFX口座には、レバレッジの上限が25倍と言う制限があります。
しかも、本日(2017年12月19日)のニュースで、来夏からレバレッジの上限を
25倍から10倍程度に引き下げを検討すると発表しました。
(2018年10月20日追記:金融庁による、一律のレバレッジの上限引き下げは、中止となりました)
この点、海外のFX口座には、レバレッジの制限がありません。
私はXMと言う海外口座で、レバレッジ300倍で取引していますし、
最大レバレッジは888倍まであります。

レバレッジが高いと危険と思われる方が多いですが、
実は、レバレッジが高いこと自体は、危険ではありません。それどころか、
「
FXの資金管理は、レバレッジより通貨数量を意識すること!」
「
FXで失敗しないために知ってほしい、証券会社の実態」
でも触れましたが、
エントリーする通貨数量さえきちんと管理すれば、
レバレッジが高い方が、むしろ安全です。それは、同じ通貨数量のエントリーであれば、
レバレッジが高い方が、
必要証拠金が少なくて済むからです。
国内外を問わず、証券会社は、
証拠金維持率と言う指標でFX口座の管理をしているため、
必要証拠金は少ない方が、証拠金維持率が高くなって安全です。
例えば1ドル=112円の時に1万通貨(1円のレート変動で1万円の損益が発生)の取引をする場合、必要証拠金は、
・レバレッジ10倍:112000円
・レバレッジ25倍:44800円
・レバレッジ200倍:5600円
となり、レバレッジが高い方が必要証拠金が少なくなります。
<2、追証がない>
国内のFX口座は、含み損拡大で、
口座の評価残高が一定(必要証拠金と同額程度)以下になると、
追証発生で、口座への追加入金を求められます。
しかも、上述の通り、国内FX口座は、レバレッジが25倍に制限されているので、
必要証拠金の額が、そこそこ大きく、
少しのレート変動で、すぐ追証発生水準に達してしまいます。
例えば、口座残高5万円で1ドル=112円の時に1万通貨買いでエントリーし、
証拠金維持率100%で追証が発生するとすると、追証発生時のレートは、
・レバレッジ10倍:証拠金不足で1万通貨の取引できない
・レバレッジ25倍:1ドル=111.48円で追証発生
・レバレッジ200倍:1ドル=107.56円で追証発生
となります。レバレッジが低い方が、追証が発生しやすく危険です。
しかも、
実際には、海外口座は、
証拠金維持率が100%や、50%、20%(証券会社による)になっても、
単に通知や強制決済するだけで、
追証は求めないのが通常です。海外口座は、
ただでさえ、レバレッジが高く、証拠金維持率が下がりにくいうえに、
証拠金維持率が一定水準以下になっても、
口座への追加入金は求められないと言うことです。
<3、ゼロカットシステムを採用>
海外口座はゼロカットシステム採用が当たり前です。
ゼロカットシステムがあると、
相場が急変して強制ロスカットが追い付かず、
口座残高がマイナスになった場合でも、
強制的に借金を抱える心配がありません。
マイナス分の金額はFX会社が負担し、
再び口座残高ゼロからリスタートできます。
国内FX口座は、ゼロカットシステムを採用していないため、
相場の急変で強制ロスカットが追い付かなかった場合、
あなたは、自動的に借金を抱え、マイナス残高分の支払いも求められます。この点は、海外口座の方が、著しく安全です。(参考:「
追証とゼロカットシステム:知らないとFXで人生が終わる!」も、
合わせてお読み下さい)
<4、相対方式ではなく、NDD方式を採用している>
国内FX口座では、投資家の損益と証券会社の損益が相反する、
相対方式での取引が一般的です。
このため、一見したところ分からないような細工があり、
利益を出せる取引のはずなのに、損失で終わってしまった、
と言ったケースもあります。
この点、海外FX口座は、ディーリングルームでの呑み行為がなく、
全注文を市場に流すNDD取引が一般的です。
NDD取引では、投資家が取引で利益を出せば出すほど、
そのFX口座を喜んで取引してもらえ、業者も利益になります。
海外FX口座は、国内FX口座とちがって、
投資家(あなた)の利益と業者の利益が一致するので、
業者による不正のしようがありません。(この項目は、特に重要なポイントです。
「
NDD方式と相対方式:FX口座の、これだけは知っておきたい」も、
合わせてお読みください)
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<5、約定スピードの速さ>
これはFX会社にもよりますが、
NDD取引を採用している海外FX口座では、
約定スピードを速くすることに力を入れるケースが多いです。
と言うのも、絶えず相場が変動しているFXでは、
約定スピードは、投資家が思惑通り利益を出すために必須です。
なお、約定スピードの速さは、パソコンで取引した場合のみ有効です。
スマホからの取引では、
通信環境によって、約定が遅れたり、売買不成立になる場合もありますので、
なるべくパソコンで取引した方が、この点では安全です。
<おすすめの海外FX口座は、ここだ!>
以上、これまで述べてきた5点から、
海外FX口座が、国内FX口座より安全と言うことはお分かりいただけたと思います。
それでは、どの海外FX口座が、おすすめでしょうか?
海外口座を利用する時に不安になるのが、
資金持ち逃げや倒産などのリスクです。
この点については、
海外のどこかの国で、金融取引業の認可を受けている業者を選定する事です。また、
ディーラーを通さず、あなたが直接取引できることが、絶対条件です。
FXではなく、外貨運用の話になりますが、
海外の業者自体は、至って健全なのに、
間に入ったディーラーが詐欺と言うケースが多々あるからです。
(参考:「
失敗しない、FX口座選び方のポイント」も、
合わせてお読みください)
私がおすすめするのは、
私自身も使っている口座ですが、
XMと言う、海外FX口座です。
XMは、世界的にも認知度の高い、FX業者です。
特徴として、
・スタンダード口座では売買手数料がかからない
・通貨ペアが豊富で、FXの他に、先物取引や仮想通貨も使える
・口座維持手数料が不要(海外口座では、口座維持手数料が毎月、口座から引き落とされるところもあります)
・日本語サポートが充実パソコンからの操作では、約定スピードが非常に早いです。
MT4アプリを導入すれば、スマホでも使用できます。
また、
常に、顧客目線で仕様改善を行ってます。5か月連続で、顧客満足度1位の実績もあるそうです。
必要書類さえあれば、口座開設も簡単です。
国内のFX口座を利用するくらいなら、
XMに口座開設した方が、断然おススメです。(XMに関する詳しい情報は、
「
XM(FX会社)の評判は?実際に使ってみた」
をお読みください)
<ここからFX証券口座開設できます>
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