FXでは、ポジションに決済指値を入れておくと、
何かと便利です。
為替レートが指値に達した瞬間、
自分が寝ていようが車を運転していようが、自動的にポジション決済してくれます。
(決済指値の詳しい話は、
「
FXにおける、決済指値の意味と入れ方」を参照)
実際、ポジションに必ず決済指値を入れるようにしてから、気持ちに余裕が出来ました。
また、
チャートを見ながらだと、
「本当に大丈夫なのか?」
と言う気持ちが先走り、つい薄利で決済してしまう事も多かったのですが、
指値決済を入れて、チャートを離れる事で、
1つのポジションから大きな利益を得られるようになりました。<決済指値より手前で値が反転しては意味がない>
しかし、便利な決済指値も、
使い方を誤ると、何の意味もない、と言う体験を、今回しました。

これは今日(2016年8月19日)19時すぎのドル円の15分足チャートです。
100.39円で、買い注文を入れ、当初、100.47円に決済指値を入れてました。
ここで買い注文を入れる事自体、
レンジ相場なのに順張りと言う意味で問題なのですが、
それでも、「ドルはまだ上がる」と言う予想自体は、間違っていませんでした。
午前10時頃と午後1時すぎの2度にわたり、ドル円は100.45円まで上昇しました。
(チャート右側、水色の○印の部分)
しかし、決済指値の入った100.47円まで上昇する事なく、その後急落しました。
後から、決済指値を100.42円に下げましたが、後の祭り。
もし仮に、最初から決済指値が100.42円になっていれば、
反落する前に、このポジションは薄利と言え、利益で決済できたわけです。
後から振り返れば、
100.42円は、前回高値の、
ローソク足の実体部分に水平ラインがかかっているため、
比較的タッチしやすいですが、
100.47円は、前回高値のヒゲの上限であり、
次回もタッチするとは限らない、そういう価格でした。<頭と尻尾はくれてやれ>
「トレードでは、頭と尻尾はくれてやれ」
とはよく言ったものです。
あまり欲張らずに、腹八分で満足することが、
トレードで利益を出すコツ、と言うのを改めて感じました。
そして、決済指値を使う時も、
例えば買いエントリーの場合、
想定される上限価格よりも、少し低い価格を、
決済指値に指定することが、
ポジションを確実に利益で決済するために必要だと痛感しました。
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上述したチャートのような、レンジ相場で利確ラインを決めるのは、けっこう難易度が高いです。
「天底チャート MT4」のシグナルに従ってトレードすると、
かなり安心できますので、よろしければ、ご利用下さい。
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