アムウェイは稼げるか、と言われたら、
「仕組み上は稼げるが、現実問題として人を集める事が出来ないので稼げない」と回答するのが、最も正直に実態を表していると言えるでしょう。
事実、私もそうです。
と言うより積極的に誰かを勧誘しようとしていません。だから稼げなくて当然なのですが……。
しかしそれなら、なぜアムウェイを退会しないのか?
その理由について説明します。
1つ、大事な事があります。
ここで出てくるアムウェイは一例であり、
今回の話は
MLM(ネットワークビジネス)、マルチ商法と呼ばれる仕組みを利用している全ての会社について当てはまるので、そのつもりで読んで下さい。
<アムウェイとはどんな会社か>
日本アムウェイ公式サイトまずアムウェイとはどういう会社か、何を扱っている会社か、について説明します。
アムウェイはサプリメント、化粧品、洗剤や加工食品などの日用品を取り扱っている会社です。
会員になる事でこれらの商品を購入する事ができ、ディストリビューターと呼ばれる、会員勧誘の資格を持つとさらに安く購入する事ができます。
アムウェイ本体はアメリカにありますが、日本アムウェイと呼ばれる日本法人があり、日本国内の流通、会員登録や退会の管理は日本アムウェイが管理しています。
<アムウェイはMLMのパイオニア>
アムウェイの特徴が会員制である事はご存じかと思います。
そして一般的な会員制とは異なり、
既に会員になっている誰かの紹介によってのみ入会できる仕組みです。会員の口コミで会員数を増やすためアムウェイ自体は宣伝費がかからないメリットがあります。
会員を紹介した人にはアムウェイから報酬が支払われるので、会員にも人を紹介するメリットがあります。
いわゆるネットワークビジネス(MLM)と呼ばれる仕組みを最初に作ったのがこのアムウェイで、
「MLMのパイオニア」と呼ばれる理由です。
<アムウェイから受け取る報酬>
ディストリビューターつまりビジネス会員になった人は、
1ヶ月の間に一定金額以上の製品を購入すると、購入金額に応じたボーナスがアムウェイから支払われます。
実際には金額ではなく各商品ごとについているポイントの合計でボーナス支給額が決まりますが、
大雑把に言えば1ヶ月で4万円以上購入した人が対象です。
ここで、あなたがディストリビューターとして別の誰かをアムウェイに入会させ、その人(ダウン)がアムウェイ商品を買ったとします。この場合、あなたとダウンの合計金額であなたのグループのボーナスが決まります。
この中からダウンがまず所定の金額を受け取り、残りをあなたが受け取ります。
誰がいくら受け取るかは状況によって変わります。
1ヶ月の購入額があなたがゼロ円、ダウンが4万円の場合、
あなたのグループとしてボーナスが入りますが、
それは全てダウンが受け取りあなたは1円も受け取る事が出来ません。
一方、あなたとダウンが2万円ずつ購入して合計で4万円になった場合、
ダウンはボーナス受け取り基準を満たしていないので受け取る事が出来ず、
あなたのグループに支払われたボーナスは全てあなたが受け取ります。
<MLMの仕組み>

これはMLMの仕組みを説明する時に私が作った図です。
「月の売上」表の「円」を「PV(ポイント)」に置き換えればそのままアムウェイの報酬紹介図になりますが、便宜上、円で説明します。
この図では、
・Aグループは12万円
・Bグループは10万円
の購入があった事になります。
CからFはダウンがいない末端会員のため、自分で購入した2万円が全てです。
ボーナスルールに従い、Aグループには7200円、Bグループには6000円支給されます。
ここで、CからFはボーナス受け取り基準を満たしていないので、
Bグループに支払われた6000円は全てBさんが受け取ります。
一方Aグループで考えた場合、7200円の内、CからFは受け取り基準を満たしていないがBさんは6000円受け取る事が出来ます。
Aさんの手元には全体の7200円からBさんに支払われた6000円を差し引いた、1200円が残ります。
実際のアムウェイでは円ではなくPVで計算する事、係数を掛けてボーナス金額が決まるため、この金額を受け取るわけではありませんが、MLMの仕組み、イメージとしては大体この説明通りです。
<なぜアムウェイは稼げないのか>
報酬の仕組みが分かったところで「なぜアムウェイは稼げないのか」の話に移ります。
今までダラダラとアムウェイの仕組みを説明したのは、稼げない理由を知ってもらうためです。
よく、理由も無しに「アムウェイは稼げない」ひどいものだと「マルチだからダメ」と言う主張を見ますが、
仕組みも知らずに、ましてマルチと一括りで「稼げない」と言われても個人の感想以上の価値はありません。
稼げる商材やビジネスに稼げる理由を求めるのと同じくらいの基準で、
稼げない事に対しても稼げない根拠を求めなければ客観的で公正な判断とは言えません。
アムウェイが稼げないのは、ずばり
「紹介する相手がいないから」です。
アムウェイは口コミでリアルに人と会って勧誘しなければなりません。
ブログやSNSにバナーを貼って「いい商品があるので会員になって手に入れましょう」と宣伝する事が出来ません。
この時点で、自分が勧誘出来る範囲が限定されます。
しかもほとんどの場合、今、あなたの周りにいる人はビジネスに興味はありません。
なぜなら、
ビジネスに興味のない今までのあなたと相性が合うから、
今まであなたの周囲にいた人たちだからです。
もちろん、彼らは、今使っている日用品をアムウェイの商品に切り替えるメリットも感じていません。
そんな人たちにアムウェイやビジネスの話をしても、
興味を持たれないどころか、警戒されて離れていくだけです。
仮にこの壁を越えて、あなたの勧誘で友達がアムウェイの会員になったとしても、
その友達にはさらに大きなハードルが生じます。
仮にあなたをA、友達をBとした時、
AとBの共通の友達C、Dには、既にA(あなた)からアムウェイの話を出しているでしょうから、
この人たちがBの紹介で入会する可能性は低いです。
BはAであるあなたとつながりの無い、リアルに会える友達の中から新規会員を探す必要が出てきます。
しかし、これで入会する人は現実問題としてほとんどいません。
(そもそもこれに該当する人がほとんどいません)
もしAが「稼げる話」としてBをアムウェイに勧誘していたら、Bは「騙された」と感じるでしょう。
アムウェイを「詐欺」と呼ぶ人が多いのもここに理由があります。
しかしこれは
アムウェイが悪いのではなく、アムウェイへの勧誘の仕方が悪いのです。
これはタイトルに書いた、私がアムウェイは稼げないと断定しながら退会しない理由とも関わってきます。
<ビジネス部分だけでなくアムウェイそのものを見よう>
恐らくこの記事を読んでいるほとんど全ての方は、
「稼げないならどうしてアムウェイを退会しないのだろう」
と不思議に思われているはずです。
もしあなたがそう思われているのであれば、
あなたは
アムウェイを稼ぐためのビジネスツールとしてのみ見ていてアムウェイそのものを見ていません。
どういう事かと言うと、
アムウェイの商品は使えるか、他の市販品と比較した時にアムウェイで買う価値があるか、
について考えていません。
ただ報酬を得るために仕方なくアムウェイ商品を買っているだけです。
それでは勿体無いです。
ビジネスとして稼げるかとは別に、アムウェイの商品自体に価値があるかも考えなければなりません。
ビジネスとして稼げなくてもアムウェイの商品を買う価値があると判断できるなら、
せっかくのチャンスですから入会した方が得ですし、
入会した後に稼げないと分かっても、商品にメリットがあるなら退会すべきでないのです。
<アムウェイ商品は価格は高いが高品質>
アムウェイの不思議な点が、
MLMの仕組みを使っているのに市販品より価格がかなり高い事です。
MLMの仕組みを使えば広告費がかからない分、原理的には同等品より安く販売できるはずなのに、です。
(例えば
ワールドベンチャーズと言う会員制旅行会社は、MLMの仕組みを用いる事で、高級リゾートやホテルを子供料金と間違うくらいの格安料金で提供しています。このように
MLMの仕組みを用いれば、価格は安くなるのが本来です。)
アムウェイ商品の価格が高いのは、
MLMで浮いた資金を価格ではなく品質に反映しているためです。
例えば人間にとって油は、リノール酸とリノレン酸の割合が4:1である事が理想的と言われてますが、
アムウェイの油はまさにリノール酸とリノレン酸が4:1となるように作られています(市販の多くの油は単独でこの比率になっていません)。
このため、アムウェイの油は市販品の油と比較して全く口当たりや胃当たりが違い、くどさがありません。
またアムウェイの「トリプルX」と呼ばれるサプリメントを摂食するようになってから、
サッカー観戦の帰り道、駅とスタジアムの片道3kmを徒歩で往復しても体が疲れなくなりました。
(注:これは私個人の体感です、人によって効果の感じ方は変わってきます)
アムウェイは品質向上を徹底していて品質面では著しいメリットがあるが、
そこに投入する資金は浮いた宣伝費だけではまかない切れない。
だからMLMの仕組みを用いても価格は市販品より高くなるのでしょう。
<MLMはアップの勧誘方法でイメージが決まる>
アムウェイであれ他のMLM案件であれ、
MLMはアップからどのような話を受けたか、でイメージが決まってきます。
私がアムウェイを「稼げる話」ではなく「価格は高いが高品質の日用品を売る会社」と位置付けているのは、
私にアムウェイを紹介したアップの方が商品説明、市販品との違いやメリットを実演をまじえてしてくれた、
ビジネスよりも商品の話を中心に説明してくれた事と無関係ではありません。
アップの方が
「まず商品を使ってみよう、その上でアムウェイの商品を紹介したい人が出てきたら紹介してあげよう」
と言うスタンスだったので、
ビジネスとして無理して紹介する必要もないし稼げなくても商品にメリットがあれば問題なし、
と言う判定基準が私の中で出来たのです。
これがもし仮にビジネスの話、稼げる話としてアムウェイの紹介を受けていたら、私は完全に「騙された」と感じた事でしょう。
それ以前にリアルな口コミが必要でネットでの勧誘がNGと分かった時点で断っていたでしょう。
このように
MLMに対する見方、考え方はアップの態度や行動、言動が基準になります。
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<ビジネス、商品の両面からMLMの良し悪しを判断しよう>
いよいよ核心です。
MLMに対する見方、考え方はアップの態度で決まると言いましたが、
それでも、正しい見方、誤った見方、と言うのはあります。
①ビジネスとして成長性はあるか。MLM本体の会社が認めた勧誘手法が自分にとって使えるものかどうか
②そのMLMを運用している会社が扱っている商品やサービスに魅力はあるか、同業他社品を利用するよりメリットがあると感じるかこの2点を基準にMLMに参加する意味があるか判断するのが正しい見方です。
半面、
「MLM・マルチはダメ」「○○は稼げないからダメ」のような、
ビジネス面だけ見て商品やサービスを見ずに判断するのは、これは誤った見方です。
そして
①ビジネスメリット
②商品・サービスメリット
のいずれか片方でも魅力があれば、
その人にとってそのMLMは参加する価値のあるMLMです。
私がアムウェイを退会しないのは、
①のビジネスメリットがなくても②の商品・サービスメリットがあるからに他なりません。
<少ない集客力でもMLM並の実質不労所得を得られる案件はいかが?>
ここまでのアムウェイの説明で、
(あなたがアムウェイ会員であればなおさら)うすうす気付いてるかと思いますが、
MLMはダウンの数が多ければ、
レバレッジの効いた収入を得られる半面、
集客に膨大な馬力を割く必要があるのが難点です。
あなた自身のダウンを作るだけでも大変なのに、
いざダウンができたら、
ダウンの集客の面倒も見る必要が出てくるのです。
これでは、
稼ぐより先に、
あなたの心も財布も疲れ切ってしまいます。しかし、
集客力が小さくても、
MLMの仕組みを使わなくても、
MLM同様の、実質的な不労所得、権利収入を得られる案件があるなら、
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あなたの身近な人に声掛けする必要はありません。
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