YouTubeチャンネルをお持ちの皆さん、自分のチャンネルにどのようなユーザが訪問しているか、どの動画がどのように見られているか、チェックしていますか?
これをチェックする事で、アクセス数や再生時間を伸ばす手がかりを得る事ができ、収益を増やす事が出来ますよ。
私のチャンネルの例を紹介します。
なお私のチャンネルは、特定のジャンルにこだわらない、様々なジャンルの動画があるチャンネルで、動画のタイプも写真スライド、文字スクロール、文字通りの動画と多種多様です。
特定のジャンルのみ取り扱っている専門チャンネルや動画のタイプが固定の場合、これから示す私のチャンネルと異なった傾向を示す可能性が高いのでご了承下さい。自分のチャンネルへのアクセスの特徴は、あくまで自分で確認して下さい。
YouTubeにログインし、「アナリティクス」をクリックします。すると概要のページが出てきます。

再生回数や再生時間、収益状況が一目で分かります。PrtScrでの画面切り貼りの関係で、全部は出し切れませんが、上の画像のようなページが出てきます。
もう少し詳しく見ていきましょう。トラフィックソースをより細かく見ていきます。

最も多いのが関連動画からのアクセスで、再生時間では単独過半数です。いかに関連動画に自分の動画を表示させるかがアクセス数を増やすポイントと言う通りの結果です。
その次を見ると面白い結果になっています。再生回数では関連動画の次に多いのがYouTube検索と外部からのアクセスです。「外部」と言ってもさらに内訳を見ると大半がYAHOO!やGoogle検索からのアクセスになっており、検索で動画に辿り着いた人が多い事が分かります。
しかし検索でアクセスした人は再生時間が短いのも特徴です。再生時間に着目すると、関連動画の次に多いのがYouTubeチャンネルです。チャンネルからアクセスする人は、そのチャンネルのファンの人であり、長い時間再生するために再生時間が長くなっているものと推定されます。
もう1つ。ユーザがどの端末からアクセスしているのかも見てみましょう。

パソコンと携帯電話で全体の約9割のアクセスを占めています。パソコンはデスクトップ、携帯電話はスマホを指しています。
再生回数では両者ほぼ互角です。スマホが若干優勢の時もありますが、それでも全体の4割はデスクトップからのアクセスです。スマホからのアクセスが圧倒的に多いチャンネルがある事も考えると、このチャンネルはデスクトップユーザのアクセスが多いのが特徴でしょう。
再生時間を見るとその傾向が顕著です。デスクトップがスマホの1.6倍あります。
つまり平均再生時間がデスクトップの方が長いのですが、これは人間の目の特徴を考えたらすぐ説明がつきます。スマホ画面を見るのは目の負担が大きすぎて、デスクトップのようにじっと見続ける事が出来ないのです。平均再生時間は恐らくほとんどのチャンネルでデスクトップの方がスマホより長いと推定します。
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このように自分のチャンネルのアクセスの特徴を把握し、それが普遍的なものか自分のチャンネルの特徴(個性)なのかを考える事で、アクセス数を増やす戦略を練る事が出来ます。
このチャンネルの場合、
・YouTube収益が再生回数より再生時間重視になっている事を踏まえたら、例えばチャンネル登録者数を増やすよう促す事で、再生時間を圧倒的に増やせると考える事が出来ます。
・端末別では、スマホユーザを十分取り込めていないと考える事も出来ます。ただしスマホユーザの平均再生時間が短くなるのが人間の生理的な問題から避けられないと考えられるので、スマホユーザでアクセスを増やそうと思ったら、かなりの人数取り込まないと効果が出てこないと言う考察も出来ます。
戦略はいろいろあります。今回はトラフィックソースと端末に着目しましたが、そこにこだわる必要もありません。
概要と見ると、国内からのアクセスがほとんどで海外からのアクセスはごくわずかと出ています。海外からアクセスされるようになれば再生回数、再生時間とも圧倒的に増やせる、と言う戦略も可能です。
その場合、言葉の壁が出てきます。これは、
「GYAKU TUBE」と言う動画作成ツールを使えば克服できます。海外アクセス戦略で再生回数を増やすのであれば、「GYAKU TUBE」を使う事をお勧めします。
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