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2017/01/27

おすすめできないFX口座の特徴

FX口座を開設する時、口座選びを手抜きすると、
後から後悔することになります。

次のキーワードが出てきたり、
仕組みになっているFX口座は、おすすめしません。


<0、注文をインターバンクに流さずディーリングルームで処理する>


端的に言えば、「呑み行為」がなされているFX口座はおすすめしない
と言うことです。

インターバンク(市場)に注文を流さず、証券会社のサーバ内で完結させる口座は、
顧客の利害と、証券会社の利害が相反する
相対方式と言うシステムが採用されています。

このため、見た目には分からないレベルで、
証券会社が利益を出すために、顧客に損をさせる仕組みが備わっている可能性が高いです。

実際には、この会社は100%呑み行為している、と断言することはできません。

しかし、以下に該当するタイプの口座の場合、
証券会社による呑み行為を行いやすい土壌がある上、
ホワイトな部分でも顧客が損をしやすいので、避けた方が無難です。


<1、チャートを常時見ることができない>


証券会社によっては、注文時にしかチャートを見ることができない
仕組みになっているところがあります。

チャートが常時見られない、と言うのは、それだけで、価格操作が容易です。

(価格操作?と思われた方は、もう少し読み進めた後で解説します)

と言うのも、チャートが常時見られる口座では、
チャートを使ったテクニカル分析ができるため、
チャート内に価格操作による不自然な値動きが発生すれば、
テクニカル分析で気付く可能性が高くなります。

そのような口座で、不自然な値動きをさせる事は困難です。

しかし、注文時以外にチャートが見られない、と言うことは、
テクニカル分析ができません。


それだけで、価格操作が容易です。

……こうやって書いても、恐らくあなたは、
証券会社が為替レートを操作することなんてできるわけないだろ!
と思われるでしょう。

確かに、市場より10銭も20銭も変動させることは、できません。
しかし、1銭や2銭程度なら、操作できてしまうのです。

と言うのも、為替レートは、世界中で全く同一と言うわけではないからです。

例えば、YAHOO!ファイナンスに表示されるドル円レートと、
私がいつも使っている、BigBossと言う証券会社のドル円レートは、
2銭程度、差異があります。
(BigBossの方が、2銭程度数字が小さく出る傾向です)

このように、為替レートは、証券会社によって微妙な差異があるため、
その範囲内であれば、こっそり価格操作しても、ばれにくいのです。


私が、元証券会社のある人から聞いた話でも、
FX担当は、いかに追証を取るか、と言うことばかり考えていたと明言しましたし、

7年以上、月単位で負けなしの著名なFXトレーダーの元には、
損切り注文の多いところでの価格操作は日常茶飯事だった、
と言う証言も届いているそうです。

ですから、チャートが常時見られないFX証券会社が、
呑み行為で顧客に損失させるための為替レートの微調整を行うのは、
あって当たり前、くらいに考えた方がいいです。

当然、そのような証券会社は、おすすめできません。


<2、MT4を使用していない、使用できない>


MT4と言うのは、世界的によく使われている、
FX取引ツールです。

世界的に使われていて、MT4を通した注文は、
全て市場に流れるため、価格の透明性が確保できます。

これに対し、日本国内の一部の証券会社では、
独自に開発したツールを用いて取引を行い、
MT4を使うことができません。

世界的に著名で、透明性もあり、
さらに、自動売買やテクニカル分析にも非常に役立つMT4を使わず、
あえて自社独自のツールを使うよう誘導するのは、

何か他意があると考えざるをえません。


証券会社独自のシステムで、
市場に注文を流さない、独自のサーバ内の価格で取引完了させてしまうようでは、
注文の透明性が確保できません。

「独自のシステムで何たら」と
自社口座のメリットを主張する証券会社があった場合、
その証券会社は使わない方が無難です。



<3、スプレッドが原則固定されている>


スプレッドとは、売値と買値の差のことであり、
これが小さいほど、小さな値動きでも、
利益を出しやすくなります。

特に、狭いレンジ相場で利益を出すには、重要なポイントです。

インターバンク(市場)の価格をそのまま流していれば、
売値と買値の差は常に一定ではないため、
スプレッドも、若干の変動があります。


スプレッドが原則固定と言うことは、
スプレッドが一定になるよう、
売値と買値を微調整する必要が出てきます。

スプレッド原則固定と言ってる時点で、
うちは価格操作してますよ、と宣言しているようなものです。


なお、スプレッドが原則固定と言っても、
金曜夜のNY市場のクローズ直前(日本時間の土曜早朝)や、
米国雇用統計発表前後など、

極端にスプレッドが開く場面では、
スプレッド幅は固定ではなく、市場に応じて開いてしまいます。
(だから、「固定」ではなく「原則固定」なのです)

本当に肝心なところではスプレッドが開いてしまうのですから、
スプレッド原則固定などと謳っている証券会社は、
やめた方がいいでしょう。
 

このような、FX業界の「闇」とも言うべき状況は、
なかなか明るみに出ませんでした。

しかし、
2015年1月15日に発生した「スイスフランショック」により、
顧客の注文を、証券会社内のサーバで呑み行為している証券会社と、

NDDシステムで、インターバンク(市場)に注文を流している証券会社で、
はっきり明暗が分かれました。

これにより、どの証券会社であれば、
インターバンクに注文を流しているか、明確になりました。

この件について、これから説明していきます。
 

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<そもそもスイスフランショックとは何か?>


スイスフランショックについて分からない方のために、
簡単に説明します。

2015年以前のヨーロッパでは、2011年に発生したギリシャ債務危機をきっかけに、
ユーロに対する通貨不安が発生しました。

この時、リスク回避通貨として、ヨーロッパでは、
ユーロを売ってスイスフランを買う人が増えたため、
スイスフランの価格が急騰しました。

これに対して、スイス国立銀行が、
1ユーロ=1.2000スイスフランのラインを引き、
これ以上スイスフラン高にさせない、と宣言、為替介入を始めました。

スイス国立銀行は、スイスフランを湯水のごとく発行し続け、
それを全て為替市場に流すことで、スイスフランの価値を下げ続けました。

ヨーロッパはじめ世界の投資家は、1.2000スイスフランの水準では、
スイス国立銀行による鉄板の下値ラインがあると安心し、

ユーロを買ってスイスフランを売り、少しユーロの値が上がると利確、
こんなトレードを繰り返していました。

3年以上、このような状態が続き、
1ユーロ=1.2000スイスフラン付近には、買いポジションが溜まっていました。

そこへ2015年1月15日、突然、スイス国立銀行が、
為替介入をやめると発表したのです。

この時のユーロ/スイスフランの4時間足チャートを下に出します。

EURCHFスイスフランショック4時間足

このチャートを見れば分かる通り、
4時間足の1本の足で、1ユーロ=1.2000スイスフランから、
一気に1ユーロ=0.87スイスフランまで、
ユーロが暴落(スイスフランが急騰)しています。

(実際には、2~3時間で、これだけ値が動いた)

日本で例えるなら、1ドル=120円が、
2~3時間後に1ドル=87円になったのと同じです。

当然、スイス経済も大混乱になりましたが、
ユーロフランで、1ユーロ=1.2000スイスフランで、
買いポジションを持っていた、
機関投資家やヘッジファンドも、大打撃を受けました。

しかし、なぜ、このスイスフランショックにより、
呑み行為をしている証券会社と、
NDD取引している証券会社で、
明暗が分かれたのでしょう。

それについて、これから説明していきます。


<スイスフランショックでは、インターバンクに注文がつながらなかった>


先ほどのチャートを、もう一度見てください、

チャートの上では、1ユーロ=1.2000スイスフランから、
1ユーロ=0.87スイスフランまで、一本の線でつながっています。

このため、一見すると、値が連続して動いたように見えます。

しかし実際の相場では、あまりに多くの、
(損切りの)ユーロ売り、スイスフラン買い注文が殺到したため、
インターバンクにアクセスできない状態に陥りました。

このため、実際の値動きを書くと、
1ユーロ=1.2000スイスフランを少し割り込んだところから、
1ユーロ=0.87スイスフラン付近まで、一気に値が飛ぶような動き方をしました。

これにより、多くの投資家、金融機関、ヘッジファンドは、
1ユーロ=1.2000スイスフランを少し割り込んだところでは損切りができず、
1ユーロ=0.87スイスフラン付近で、ようやく損失確定。

一気に何十億(円?ドル?ユーロ?ポンド?)
の大損失を抱え、口座残高がマイナス何億、と言うケースも多々ありました。

 

<日本国内では、個人投資家が借金を抱えて自己破産した>


この時、ディーリングルームで呑み行為を行っていた証券会社は、
インターバンクに値を流していないので、
自社で損切処理ができ、大きな損失を出さずに済みました。

一方、インターバンクに注文を流す、NDD方式の証券会社は、
値が飛ぶまで注文を処理できず、大きな損失を抱えることとなりました。

イギリスのある金融機関は、この損失が原因で破産しましたが、
この1社の出した損失は、
日本国内の証券会社がスイスフランショックで出した損失の、
合計金額の10倍以上とも言われています。

日本でスイスフランがマイナー通貨である事を差し引いても、
この差は特筆すべき点です。

即ち、国内口座は、呑み行為を行っていたため、
自社サーバで損失を最小とするよう処理できたのに対し、

NDD方式が当たり前の海外証券会社は、
破産するほどの大損失になった、と言うわけです。


しかし、国内の証券会社の損失が小さく済んだのは、
もう1つ理由があります。

それは、国内FX口座では、追証の仕組みがあることです。
FXで口座残高が一定水準以下になると、投資家は、証券会社に入金する必要が出てきます。

また、スイスフランショックのような相場の激変で、
損切りが追い付かず、口座残高がマイナスになった場合、
日本国内のFX口座では、投資家は、自動的に借金を抱えた状態になってしまいます。

つまり、損失を証券会社ではなく、個人投資家が抱えるため、
証券会社の損失は、自己破産して回収不能になった個人投資家の損失分にとどまった、
とも言えるのです。


対照的に、海外のFX証券会社は、
基本的に追証がなく、
相場の急変で口座残高がマイナスになった場合、
マイナス分は証券会社が負担して、
口座残高ゼロからリスタートする「ゼロカットシステム」採用が当たり前です。

この違いがあったが故に、
スイスフランショックで、
日本では個人投資家の自己破産が相次いだ半面、

海外では、証券会社が大損失を抱えることとなったのです。


<NDDシステム採用、追証無し、ゼロカットシステム採用>


記事の前半と後半で、まるで違う話になってしまいましたが、
まとめると、

・NDDシステム採用
・追証無し
・ゼロカットシステム採用


この3条件がそろっている(明記されている)
証券会社に口座を作ることが、

日常のトレードでも、
スイスフランショックのような非常事態発生時にも、
極めて安全で、

逆に、この条件を満たさない証券会社には、
FX口座を開設しない方がよい、と言うことは
お分かりいただけたかと思います。


まして、現在の世界では、量的緩和による通貨安競争が繰り広げられており、
一方で、FOMCによる米ドルの利上げの話など、
量的緩和の出口を模索している状況です。

つまり、いつ、どの通貨で、
「第二のスイスフランショック」が起きてもおかしくない状況です。


それを踏まえると、
追証ありが当たり前の、日本国内の証券会社で
FX口座を作ってトレードすることは、
それ自体が、大きなリスクと言えます。

私が使っている、BigBossであれば、

・NDDシステム採用
・追証無し
・ゼロカットシステム採用


この3条件を全て満たしているので、
潜在的な爆弾を抱えた、現在の金融市場でFXを行う上では、
非常に安心で安全です。

呑み行為のない、安心な口座でFX取引されることを、
強くお勧めします。

<ここからFX証券口座開設できます>


レバレッジ555倍と高い設定ができますが、
FXのリスク管理は、高レバレッジ、低通貨量が安全です。
(参考記事:「FXの資金管理は、レバレッジより通貨数量を意識すること!」) 

FXの海外口座が国内口座より安全な理由を知りたい方は、
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!
も、合わせてお読みください。

チャート内に、エントリーと決済の目安を表示させたい方は、
以下のツールも合わせてお使い下さい。

MT4が使える環境であれば、どの証券会社でも利用できます。

 
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79ers(セブンティナイナーズ) Shinya Ando

かつては、夜遅くまで残業当たり前、金曜になって突然の休出決定、
前夜まで休日の予定も決められない悪夢の社畜生活でしたが、
 
ネットビジネスを始めたことで解放され、
時間的にも精神的にも自由になりました。
 
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