仮想通貨で、レバレッジをかけた証拠金取引について、
現在、レバレッジの上限は無制限ですが、
業界の自主ルール(と言っても、金融庁の圧力があった事は言うまでもなかろう)で、
レバレッジを4倍以内にする方針が発表されました。
報道では、仮想通貨の価格急変動で、投資家が多額の損失を被るのを防ぐ狙い、とありますが、
金融関係では、この手のペテン(大ウソ)がまかなり通っているので、
額面通り受け止めて、騙されないで下さい。
過去記事
「
FXは海外口座の方が国内口座よりおすすめ!」
でも触れましたが、
最大レバレッジの引き下げは、
・同じ通貨量の取引に必要な証拠金が増加する。
・追証ありの場合、証拠金維持率を基準に追証発生を決めることから、追証が発生しやすくなる。
と言う問題が発生。
保護されるのは、投資家ではなく、むしろ、金融機関の方です。
(※FXに関しては、国内業者が反発し、一律のレバレッジ引き下げは断念したと、2018年5月に報道がありました。
しかし、その理由について、
最大レバレッジを引き下げれば、ますます海外業者に対抗できなくなる、
と言う、当たり前の部分については、報道では一切触れていません)
本当の意味で投資家を保護するなら、
・相対取引(金融業者による呑み行為が起きやすい)の禁止
・追証なしのゼロカットシステム導入の義務化
むしろ、こうした規制をかけるべきですが、金融庁は、これらについては全く規制をかける気がありません。
投資家を保護するように見せかけて、金融機関を儲けさせるこれが、国内金融関係でまかなり通っているペテンの正体です。
これに対抗するには、私たち1人1人が、
正しい金融の知識を持ち、金融リテラシーを向上させる以外には、ありません。
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日本人は、金融リテラシーが低すぎます。
私たちの生活が苦しいとか、
働いても豊かになれないとか、
お金に関する多くの問題は、金融リテラシーの低さが根本にあります。
金融リテラシーの向上こそ、お金に関する悩みから抜本的に解放される唯一の方法です。
お金について学びましょう。
そして、お金に対する正しい知識を身に付けましょう。
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