2016/11/05

月末の実需がドル円相場に与える影響

いきなりですが、2016年8月31日午前10時15分すぎのドル円15分足チャートです。

ドル円20160831仲値後

本日は月末。また昨夜のNY市場でドル買いが進み、前日比大幅な円安。
これが前提です。

NYでのドル買いの利益確定がNY市場が閉場する頃からオセアニア市場にかけての時間帯で進んでいました。緩やかな円高傾向です。
午前9時。東京市場オープンです。
何が起こったか? 月末ですので様々な決済が必要ですよね。
まず、ドル決済が必要な業者によるドル買いが進行しました。レートが前日より円安にあるため、実需の円売りドル買いは、9時55分の仲値が決まるより前に実施した方が必要な円が少なくて済みます。そのため、一気にドル買いが進み相場は1ドル=102円85銭から103円22銭まで、30銭以上も円安ドル高に進みました。
9時55分。仲値が決まりました。
今度は輸出企業の出番です。
輸出企業は、決済で受け取ったドルを円に換える必要があります。基本的には1ヶ月の為替変動を予測し、所定のレートに達したらドル売りをするのですが、本日は月末ですのでそうも言っていられません。
ですが、ドル売り円買いになるため、少しでも円安の時に実施したいのも事実。また業務なので早く終わらせたいのも事実。そこで目を付けたのが、輸入業者による仲値に向けたドル円のつり上げです。
仲値決定時、ドル円相場は円安のピークです。このタイミングで、輸出企業が一斉にドル売りを開始しました。
1ドル=103円22銭あったドル円相場は、10時15分すぎには1ドル=102円92銭まで30銭も円高ドル安になりました。

月末は実需のドル買い、円転(輸出企業が決済で得たドルを売って円に換える事)が出やすい日です。そのタイミングは仲値を挟んで行われます。どちらが先でどちらが後になるかは前日のNY市場のトレンドと関係します。
今回のように前日比円安の場合はドル買いが先に進行します。
 

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こういう知識があれば大きな利益を出すチャンスなのですが、今回の私は事後考察なので、トレンドの一部しか利益になっていません。
でも今回勉強したので、来月末はきっと大きな収益になるでしょう。

しかし実を言うと、このような実需由来の値動きもチャートに現れるのです。実需の動きをうっかり忘れていても、チャートさえ追いかけていれば利益は出せるのです。FXで利益を出すためにはチャート上に現れるシグナルを基に裁量でトレードする事をお勧めします(自動トレードは知らないうちにお金が減ってしまうリスクがあります)。

トレンドは継続、とはよく言われますが、必ずどこかで終わりがやってくるのもまた事実です。
トレンドの反転を正確に見極められると大きな利益を出しやすくなります。

MT4を用いてトレンドの反転を狙ってエントリー、決済するシステム
「天底チャート MT4」は、エントリーと利確のシグナルだけを見ればよいので心理的に気楽ですので、是非、ご利用下さい。


(元記事作成日:2016年8月31日)
(改訂(1):2017年9月21日)

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79ers(セブンティナイナーズ) Shinya Ando

ネット広告、ウェブセールスライティング、株式トレード等で生計を立てる、時間と収入の両立を目指す人