2017/10/04

株式投資:ストップ高を付けた銘柄への対処法

「FXより株」と言う事で株式投資を始めましたが、自分の保有する銘柄が初めてストップ高を付けました。
これ以上値が上がらないと言う事で売却しましたが、ストップ高とはあくまで1日の値幅制限の上限価格の事で、翌日になればさらに値が上昇する可能性もあるわけです。
初めての経験で慌ててしまった面もありますが、自分の判断は正しかったのか。
ストップ高銘柄の特徴とチャートを見ながら考えてみました。

<株価の値幅制限>

株価値幅制限表

これは、1日の株価の値幅制限表です。前日終値を基準に、その銘柄の株を売買できる制限値幅が決まります。前日終値が700円以上1000円未満(999円以下)の場合、値幅は150円です。前日終値が865円の場合、150円高の1015円になればストップ高、150円安の715円になればストップ安で、この値幅を超えた価格での取引は出来ません。

仮にこの銘柄を保有していた場合、その日の内に売ってしまいたいのであれば1015円でストップ高を付けたらこれ以上値が上がる事はないので、買いの勢いがある内にストップ高の価格で売ってしまうのが正解です。
しかし翌日以降もこの株を保有してもよい考えの場合、話は変わってきます。翌日の制限値幅は今日の終値を基準に決まるため、さらに価格が上昇する可能性もあるからです。

<株の売買タイミングはチャートで判断>

株価日足アドバンストメディア20171014
株価週足アドバンストメディア20171014
具体的な銘柄で話に入りましょう。これは2017年10月4日、前場取引終了時点での日足と週足です。日足で見ると、前日から突然、値が飛んで上昇した事が分かります。出来高も急激に増加し、一気に買い注文が入った事が分かります。
注意点として、10月3日以前から株式保有していた人は安値で買う事が出来ましたが、10月4日に株式購入した人は、日足チャート一番右のローソク足の範囲(実体及びヒゲ)でしか買値が付いてません。

日足だけ見ても自分の売り時が正しかったか判断出来ないので、より上位の週足を見てみましょう。
実は日足は騙しの値動きが入りやすいので、売買タイミングの見極めにはあまり向いてません。週足のテクニカルポイント(価格反転しそうな場所)で売買タイミングを判断した方がよいのです。
この銘柄の週足チャートを見ると、今回ストップ高を付けた価格はちょうど過去の高値ラインに位置してます。その意味では売り時と言えます。
一方、安値に注目すると、次第に安値を切り上げています。ですので今回のストップ高をきっかけにレンジブレイクしてさらに上昇する可能性もあります。(その場合は、2016年に付けた高値1200円が次の目安になる)

結局、このストップ高をレンジ高値と見て売却するか、さらに利益追求して保持し続けるか、その人の投資スタイル次第です。
安値圏で価格反転を狙った逆張りでエントリー(株式購入)した場合、レンジ高値で売るのが基本スタイルですから、まさに売却ポイントです。
一方トレンドフォローの順張りスタイルで株式購入した人は、ようやく含み損が含み益に変わり、今度こそ上昇トレンド発生をと狙うので、まだ持ち続けて様子見と言ったところでしょう。

<ストップ高銘柄の翌日の値動き>

ストップ高を付けた銘柄は翌日どのような値動きをするでしょう。
午後3時の大引け時の状況を見れば大体予想できます。

1、取引時間中に値を付けずにストップ高で大引け
これはその株を買いたい人が圧倒的に多く売りたい人がいない場合です。この場合、翌日はさらに値を上げる可能性が高いです。
ただしこの場合、日足チャートは横棒が1本入るだけなので今回のパターンではありません。

2、ストップ高まで価格上昇後、ストップ高価格で大引け
これはその株を買いたい人が多い一方、売りたい人もいる状態です。次の日はそれほど大きく値が上昇するとは限りません。持ち続けるか売って利益確定するか、様子見です。

3、ストップ高を付けたがその後値を下げて大引け
これはその株を売りたい人が次第に優勢になってきたパターンです。利益確定売りに加え、高値で株を掴まされた人の損切り売りも混ざっているので、翌日は大きく値を下げる事もあります。

今回のケースであれば、パターン2のストップ高で大引けになれば、週足テクニカル的にも三角持ち合い上抜けが予想されるので、翌日も大きく株価上昇する可能性が高いでしょう。一方ストップ高で終わらなければ、上抜け失敗で反転下落に注意した方がよい、となります。

<ストップ高を付けた銘柄を買うのは危険>

これまでは既に保有している銘柄がストップ高を付けた場合の話でした。
それでは新規購入したい人がストップ高を付けた銘柄を見付けた場合はどうすればよいでしょう。

結論から言うと、ストップ高を付けた銘柄を買うのは危険です。
なぜなら、株と言うのは売る人がいて初めて買い注文が約定、売買成立するものであり、ストップ高を付けた銘柄を買えたと言う事は、その銘柄を売りたい人がいる証拠だからです。言うまでもなく、その売りは高値圏と見ての利益確定売りです。既に利益確定したい人が出ている銘柄を買うわけで、買った途端値が下がる危険が大きいです。

半面、「まだ上がる」の場合、売りたい人がいないので注文が約定しません。指値注文の場合は売買不成立です。成行で買う場合も、売りたい人が出て初めて買い注文が成立するので、売りたい人が出てくるまで値が上昇し続けます。その上昇した後の値段で買う事になるので、高値掴みになりやすいです。結果、あまり値が伸びず、値が伸びないのを見てそれまで株を保有していた人が一斉に利益確定売りに走るため、買った途端株価急落、で大損しやすいです。
 
スポンサーサイト

続きを読む

2017/08/22

FXより株の方が稼ぎやすい理由を教えます

「FXより株の方が勝ちやすい」
これは投資家の間では半ば常識となっている格言です。「FXは儲からない」と言う人もいます。
なぜ、FXは儲からない(厳密に言えば儲けにくい)のでしょう。FXより株の方が安定して勝ちやすいのでしょう。今回はこれについて解説していきます。

その前にまず、ネットビジネス・副業全体における投資の位置づけ、投資を行うメリットの話から入ります。

前回の記事「ネットビジネス・副業、稼げない最大の原因は集客に有り」で、アフィリエイト、アドセンス、ネットMLM、転売等々、何をするにせよ集客が大事で、集客なくしてネットビジネスでは稼げないと書きました。

ですが、これには例外があり、集客しなくても稼げるネットビジネスが実はあるのです。
ずばりそれは!

株・FX・バイナリーオプション・仮想通貨などのトレード、投資案件です。

投資案件はいずれも、「安く買って高く売る」「高く売って安く買い戻す」事によって、売値と買値の差額で利益を得ます。売値も買値も相場で決まります。ですので他のビジネスに必要な集客のスキルがここでは全く不要です。

・人を集めるのが苦手な方
・他人とのやり取りが面倒、自分1人で静かに仕事をしたい方


このような方は投資が向いてます。今すぐ、投資を始めましょう。

<FXより株がお勧め:その理由>

それでは本題に入ります。
投資にもいろいろ種類がありますが、FX(為替)よりも株の方が稼ぎやすいです。その理由を説明します。

①為替は値動きがランダム

為替相場と株相場を比較すると、株はテクニカル的に素直に値が動くのに対し、為替はランダムな値動き、チャート上にノイズが多く発生します。大きく値が動いた時、為替では、その値動きが大きな流れ(トレンド)の一部なのか、それとも一部投機筋による単発の仕掛け的な値動きなのか、リアルタイムに区別する事は困難です。そのため値が思惑通り動かず損失になりやすいです。

②24時間取引がある為替は落ち着いて相場を見るのが難しい

為替(FX)と株の取引時間を比較すると以下の通りです。
・為替(FX):日本時間の月曜午前6時~土曜午前6時の間、24時間取引可能
・株(国内現物):月曜から金曜(祝日除く)の午前9時から午後3時、但し11:30~12:30は取引不可


為替相場が土日を除く24時間ずっと動いているのに対し、株は平日の昼間のみです。一見すると24時間取引できるFXの方がチャンスが多いように思われます。
ですがFXは相場が24時間動くため気持ちが休まる時がありません。しかも取引量が多いのがロンドンとNYがともに動いている日本時間の23時~24時台ですし、NY市場は値が動きやすいですが日本時間の真夜中に当たるため、値動きが気になって安眠できず体調を崩す事になりかねません。
また絶えず値が動くチャートを見ながら大きな方向性を見付けるのは難しいです。

これに対し株は、夜間は値が動きませんから、夜の間にチャートを見てじっくり相場の方向性を見極め、値上がりしそうな銘柄を見付けて買い注文を入れておけばそれでOKです。
株は平日昼しか取引できないから会社員には向いてない、と言う方がおられますが、それは違います。注文自体は夜間や土日でも入れる事が出来ます。入れた注文は翌日(翌日が休日の場合は翌営業日)の午前9時に、その注文が執行され株の買付、或は売却が行われます。ですので夜の数十分しかチャートを見る余裕のない方でも株の売買は可能です。

③下限のある株、上限も下限もない為替

株は価格に下限があります。それは、その銘柄が上場廃止になった場合の「ゼロ円」です。これ以上値が下がる事はありません。上場廃止の兆候が無ければ、ゼロ円よりも高い価格で誰かが買い支えます。これは取引する上で大きな安心材料になります。

対照的に為替は、2つの異なる通貨の価値の比較、比率ですから、上限も下限もありません。どこまで上がるか、或はどこまで下がるか、とめどなく値が動くのではと言う不安が常につきまといます。

相場で勝てない理由は「根拠のない不安」です。人は少しでも利益を得たい、損失を減らしたいと言う本能があります。この本能のため、自分のエントリーしたポジションが利益を出している時は早く確定させ、損失の時は少しでも決済を遅らせたいと言う意識が働きます。結果「利小損大」でどんどんお金を減らしていきます。
このため、根拠のない不安がつきまとう為替相場(FX)よりも絶対的な下限のある株の方が勝ちやすいのです。

④株は投入した資金以上の損失が出ない、FXは投入した金額以上の損失が発生しうる

株は自分が投入した以上の損失が発生する事はありません。例えば10万円である銘柄の株を購入した場合、その銘柄が上場廃止になっても10万円の損失で済みそれ以上の損失は発生しません。
一方FXはレバレッジが効いているため、投入した金額以上の損失になる場合もあります。例えば1ドル=110円で11万円投入してドルを買い、ドル安で1ドル=100円になったとします。この時投入した11万円が10万円になって差し引き1万円の損失……ではありません。レバレッジが10倍であれば、損失金額も10倍になるので10万円の損失です。レバレッジが20倍の場合は損失額は20万円となり、投入した11万円を上回る損失金額になります。

この部分は間違って説明しているサイトが結構あるので注意が必要です。典型的な間違いは「株は投入した金額を全て失うリスクがある、為替は通貨が無くなる事は無いので投入した金額を全て失う事はない」と言うものです。
この説明はレバレッジの無い外貨預金には当てはまりますが、レバレッジを効かせて取引するFXには当てはまりません。

 

続きを読む

2017/02/11

ワールド・リート・オープン(毎月決算型)の分配金が減少!今後はどうなる?

FXや株式、債券と並ぶ、投資の一種である、リート(REIT)。
投資家からお金を集めてオフィスビルや賃貸住宅、商業施設などの不動産を購入し、得られた家賃収入や売却益を利益として分配する投資商品を指します。

商品ごとに基準価格があり、投資金額と購入時の基準価格で購入口数が決まります(口数を決めて購入する方法もあります)。
決算毎に口数に応じて分配金が支払われ、それがリート購入者の収益になります。
リートへの投資をやめる場合は売却手続きをします。売却時の基準価格と購入口数に応じた資金が戻ってきます。従って売却は基準価格が購入時を上回ったタイミングで実施するのが理想的です。
ただし分配金有りの場合、損益は、売却時に受け取る金額と既に受け取った分配金の合計金額が購入時に支払った金額を上回っていれば利益と見なすため、売却時の基準価格が購入時を下回っていた場合でも最終的に利益で終わる事もあります。

このリート、分配金の多さが魅力でした。しかし分配金を払いすぎた事で運用側の収支が苦しくなってきています。そのため、分配金額の引き下げが相次いでいます。
私が2016年末に購入したワールド・リート・オープン(毎月決算型)も、2017年1月は分配基準額が口数あたり70円だったのが、2月から50円に引き下げられました。分配基準額はそう頻繁に変化するものでなく、この商品の分配基準額は当面口数当たり50円で推移しそうです。
これで私に何が起きるかと言うと、分配金収入が今月以降は先月の5/7(約7割)に減少すると言うことです。
リートの分配金減少は昨年以来の傾向であり、まだ見直しが続く可能性もあります。分配金目当てのリート購入はやや魅力が薄れました。

ただし主な投資先はアメリカです。トランプ市場により今後はアメリカでの不動産投資が活発になり、基準価格の上昇も見込まれます。2018年以降の話になると思いますが、運用に余裕が出て来れば分配金の再上昇は当然あり得ます。中長期的な目線で考えるなら、基準価格が低い今が買い時かもしれません。

FXでも株式でも債券でもリートでも何でもそうですが、儲かる投資と言うのは追随ではなく底値を見極めた逆張り目線です。そして中長期的な利益のためなら短期的な含み損の増大も甘んじる投資です。為替でこの方法はリスクも大きいですが、株式やリートの場合、最悪でも0円までしか下がりませんし、ものや会社がある限り0円にもなり得ません。

なおリートの基準価格に対してもダウ理論等のテクニカル分析が可能です。これにより商品購入のタイミングを見極める事が可能です。ただしFXや株と同様、「頭と尻尾は切り捨て」は必要です。

続きを読む

79ers(セブンティナイナーズ) Shinya Ando

ネット広告、ウェブセールスライティング、株式トレード等で生計を立てる、時間と収入の両立を目指す人